【おひとりさま日記】男女格差について管理職だった私が経験したこと

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仕事とお金

こんにちは。フミです。
今日も来てくださってありがとうございます。

3月8日が国際女性デーということで新聞やニュースで
男女格差について取り上げている記事をたくさん目にしました。
それで自分が経験した色んなことを思い出しちゃったので
この場をかりてぶちまけようかなと思います。

私は前職では課長でした。
でも課長になるまで時間がかかりました。
昇進したいという気持ちはあまりなかったけど
明らかに自分より仕事ができない後輩男性にどんどん抜かれていく。
私は昇進候補にもあがらない。
「あーこれがガラスの天井ってやつか」って思いましたね。

自分より仕事ができない後輩が上司になったときにストレスマックスで
自分が課長になるしか解決方法がない。と課長を目指すことに。

「女性活躍なんちゃら」みたいな法律ができるから
会社側が女性の管理職を増やそうとした時期に乗っかって管理職になったのですが、
その時管理職になった女性たちは「男性並みに働ける女性(40代独身)」なんですよ。
今後も結婚しなそうだし、結婚しても子供は産まないだろうみたいな。

この事実に気が付いたのは課長になってボーナスの評価をしたとき。
相対評価だから部門で課長が集まって部下に順位をつけなければいけないのですが
人に順位をつけるってその人に対する本音が出てけっこうエグイ。
慣例としてまず時短勤務の女性は軒並みC評価にするんです。
働いている時間が他の人より短いからという理由らしいですが
「短い業務時間に期待以上の成果を出しても評価されないんだ」って思いました。

一方で管理職になりたい女性も少なかった。
特に子供がいる人は主任すら嫌がる女性も多いです。
昇進を打診しても「責任が重い立場は自分にはムリ」みたいに断られる。

当時の会社は「若い女性はいつ妊娠するかわからないリスク」という考えかたでした。
男性だけではなく私も含めて女性社員もそういうもんだと思ってましたね。
5年前に辞めた後、今は変わっているでしょうかね?

あともうひとつ忘れられないのが、私の職歴から抹消した1か月でやめた会社です。
25年ぐらい前、クリエイティブな仕事がしたくて小さいデザイン会社に就職しました。
社長と専務と社員が6人ぐらいだったかな。
男女比は社長と専務を入れて半々ぐらい。

小さくてボロい雑居ビルが事務所でビルに清掃業者などが入っていなくて
掃除はトイレも含めて女性が交代でやるとのこと。
男性用のトイレも女性だけが掃除するというのが全く理解できず
自分の掃除当番が来る前に辞めました。

会社の名前も当時の同僚の名前も一人も覚えていないけど
トイレ掃除をする会社としてずっと記憶に残っています。
今でも女性だけが掃除していないことを祈ります。

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