50歳から47都道府県を一人旅で制覇するチャレンジを始めました。
今回は第13弾。群馬県です。
群馬県は、世界遺産として人気の 富岡製糸場 と、日本三大温泉にも数えられる 草津温泉 という、歴史と癒しが揃った観光地が魅力です。今回は1泊2日のひとり旅でこの2つを巡り、歴史の深さと温泉街の雰囲気をたっぷり味わってきました。
旅行日程
| 日程 | 工程 | ポイント |
|---|---|---|
| 1日目 | 高崎駅 → 上州富岡駅 → 富岡製糸場見学 → ランチ(おっきりこみ) → 草津温泉に移動 → 草津温泉泊 | 富岡→草津の電車が少ないので事前に電車の時間をチェック |
| 2日目 | 湯もみショー → 草津温泉散策 → 帰路 | 湯もみショーは開演30前には行列。予約はできない。 |
おひとりさま難易度 ★
歩く度 ★★
富岡製糸場の見学は一人でも気になりません。
旅行した2月某日は最強寒波が来ていて草津は雪。寒すぎてあまり散策しませんでした。
ひとり旅プランがある宿を選んだので一人でゆっくり居心地よく過ごせました。
今回の旅は、電車とバスを組み合わせて巡る公共交通主体の旅。
車がなくても行けますが、移動時間は事前に調べておくと安心です。
富岡から草津まで約3時間。
電車の本数が少ないので夕方までに草津に着くためには富岡の滞在時間が約2時間しかありませんでした。
富岡製糸場
富岡製糸場は1872年(明治5年)に明治政府が設立した日本初の器械製糸工場です。
2014年に世界遺産に登録されました。
富岡製糸場は高崎駅から上信電鉄で40分
上州富岡駅から徒歩10分ぐらいの所にあります。

有料のガイドツアーに参加しました。
シニアのボランティアガイドさんが約1時間かけて案内してくれます。
当時のエピソードや建物の特徴、歴史的背景などを説明してくれるので理解が深まり、有意義な見学ができるのでおススメです。
朝早い10:30開始でしたがツアー参加者は20人ぐらい。
お一人様も数名いましたよ。
明治5年に建てられた建物が建設当時のそのまま保存されています。
しかも昭和62年(1982年)まで操業していて、操業停止後、平成17年(2005年)に富岡市に所有されるまで20年以上片倉工場という一企業が保存管理していたそうで、驚きです。

これが見たかった「木骨煉瓦造」
骨組みが木でレンガを積み上げて漆喰で固めた造りです。

富岡製糸場の一番の見どころと言っても過言ではない「繰糸所」
長さ約140mは明治当時は世界最大の工場だったそうです。
確かに長い。

「繰糸所」の入口
屋根が和風なのがおもしろいですよね。

いよいよ入ります。

三角屋根に梁をわたしたトラス構造で柱がない大広間になっているのが特徴。
操業停止当時の様子がそのまま残されています。
器械は昭和時代の日産製だそうです。


奥では明治時代のやりかたで糸取りの実演をやってました。
こちらは「首長館」
設立を指導したフランス人、ポール・ブリュナが当時住んでいた建物
中は見学できません。

「首長館」の説明を受けた後、ガイドツアーは解散になりました。
この後はツアーで回らなかった場所を自分で見学しました。
富岡に製糸場が作られたのは広い土地、良質な水、石炭が近くで確保できたからだとか。
工場のすぐそばに「鏑川」という川が流れています。

製糸工場で働いていた女工さんたちの宿舎です。
遠くから見学するだけです。
富岡製糸場は7曜日制が取り入れられて日曜日とお盆とお正月が休み。
労働時間は1日8時間程度、食費、寮費、医療費も製糸場が負担してくれて学校もあったそうです。
超ホワイト企業ですよね。

こちらはブリュナエンジンの復元機
ポール・ブリュナが輸入した繭から生糸を作る繰糸機の動力源として使われた蒸気機関。
土日祝日は動かしているそうで、この日は動いていました。

こちらは西置繭所。
世界遺産になったことで、保存修復工事をしていましたが工事が終わって中はギャラリーになっています。

明治から昭和までの工女さんたちの制服など興味深い展示でしたが、私は時間がなくて残念ながら駆け足の見学となってしまいました。
富岡製糸場には売店が2つあります。
ひとつは富岡さんのシルクを使った商品を展示販売している「富岡シルクギャラリー」
もうひとつはお菓子やお土産を販売している「北売店」
「北売店」で「世界遺産検定」の認定証を見せるとプレゼントがもらえます。
いただいたプレゼントはこちら。
A4サイズ、厚さは1.5センチあるカラーの写真集です。
想像以上に豪華だったのでびっくり。

駆け足の見学になってしまいましたが、ガイドツアーで効率よく見学できてよかったです。
ランチ「はや味」おっきりこみうどん
ランチは富岡製糸場の目の前にあるうどんやさん「はや味」へ。
人気のお店だけど回転が速いと口コミにあったので、電車の時間が気になりましたが迷わず入店しました。
11時半開店で私が入ったのが11時50分ごろ。私が入店したら満席になりました。
群馬の郷土料理「おっきりこみうどん」と「舞茸天」を注文。
群馬は舞茸の有数の産地だそうです。

おっきりこみは太めのうどんで里芋、大根、人参、油揚げなどの野菜とちょっと濃い目のつゆで煮てあります。
けんちん汁にうどんを入れたような感じ。
この日はすごく寒かったのでとても温まりました。
舞茸も味が濃くておいしかった。
私以外にもおひとり様がいましたしグループ客も黙々と食べて長居しないので噂通り回転が速い。
うどんやなので一人でも気兼ねなく入れるお店でした。
ランチ後は時間がなかったのでまっすぐ駅に向かいました。
私は時間がなくて寄れませんでしたが駅前に「世界遺産センター」があります。

富岡製糸場の歴史などが展示されていたり、おしゃれなお土産屋さんやカフェなどがありました。
建物自体も魅力的なのでちょっと残念。
名物グルメ「富岡クレープ」とか「ほるもん揚げ」なども食べてみたかったな。
草津温泉
上信電鉄で高崎駅まで戻り、高崎からJR信越線で「長野原草津口」へ
そこからバスで草津温泉バスターミナルに着いたのが15時過ぎでした。
着いたとき草津は雪が降っていました。
バスターミナルから湯畑は急な坂を下るので滑りそうで怖かった。

草津に行きたかった理由の一つが「西の河原露天風呂」に入りたかったから、なので
まず「西の河原公園」を目指しました。
「西の河原公園」流れている川は温泉です。
公園の奥に露天風呂があります。

雪が積もっていて道は凍っていて2回も転んで心が折れました。

こんなに寒いのに露天風呂もな。と思って「西の河原露天風呂」は断念して旅館でゆっくりすることにしました。
「西の河原露天風呂」はいつか冬じゃないときにリベンジしたいな。
ちなみに「西の河原露天風呂」はこんな素敵な露天風呂です。
公式HPはこちら

宿泊:湯守がいる宿「奈良屋」
今回選んだお宿は「奈良屋」です。
湯畑から徒歩5分ぐらいの所にある老舗旅館。
お湯を管理する伝統的な職人「湯守」がいる宿です。
老舗旅館なのですが「おひとり様専用」のお部屋があるので「奈良屋」に決めました。

全館畳敷きで素足で歩けるので楽。
ロビーでチェックインします。

ウェルカムドリンクのリンゴ茶
温かくておいしかった

おひとり様専用客室「われもこう」
おひとり様専用の客室「われもこう」というお部屋に泊まりました。
窓がないお部屋ですが和モダンで素敵なお部屋でした。


アメニティーは雪肌精

15m2の狭いお部屋ですが、畳なので着替えの時も床を気にしなくてよいからホテルのシングルルームよりも断然すごしやすかったです。
温泉
奈良屋は温泉を管理する「湯守」がいる宿です。
「湯守」は江戸時代に温泉(源泉)の管理人として土地の領主から湯守の地位が与えられたことに始まる伝統的な職人です。
| 源泉 | 白旗源泉 |
| 効能 | 神経痛/リュウマチ/胃腸/痔/婦人病/子宝/糖尿病/病後回復/ストレス解消/筋肉痛/神経痛/美肌作用/皮膚病 |
| 泉質 | 酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉 |
「白旗源泉」は源頼朝が発見したと伝えられている草津の中でも一番歴史のある源泉です。
55℃~56℃あり強い刺激がある源泉を天候や季節によって温度や湯量を湯守が管理しているそうです。
温泉は2か所あって、時間によって男女入れ替えになります。
どちらも露天風呂があります。
私はチェックイン後、夕食後、朝起きてすぐの3回入りました。
寒いだけあってちょっと熱めの温泉は気持ちよくのぼせることなくいつまでも入っていられそうな感じでした。


夕食
1泊2食つきのプランなので、夕食はお宿でいただきます。
お食事処はおひとり様にも居心地がよい半個室。

地元産の食材を中心とした和食のコースです。
メニューはいわゆる会席料理の先付、お造り、、という名称ではなく
物語をイメージしたタイトルをつけているのだとか。

<冬の宵>
先付けですね。和菓子みたいできれい。

<川露に霞みて>
お椀ですね。お魚は鯛です。

<月冴ゆる>
海老芋おかき万寿
きのこあんかけ
ブロッコリー 辛子
写真を撮るのを忘れてしまいました。
蓋つきの茶碗に盛られているいわゆる炊き合わせです。
<冬銀河見上げて>
お造り。右上のお皿はあんこうの酢味噌和えでした。

<絹衣まといて>
焼き物でしょうか。海老をカダイフという細い麵を巻いてで揚げたもの
下仁田葱の春巻き

<白根眺めて>
上州和牛のすき焼き
きれいなサシが入っていて柔らかそうなお肉

卵はつけて食べても、鍋に入れて卵とじにしてもよいとのことでしたが
私は普通のすき焼きの食べ方でいただきました。

お肉が柔らかくてめちゃくちゃおいしかった。
<お寿司>
ご飯ものはメニューに載っていないサプライズ。
席まで来てお寿司を握ってくれます。

好きなものを何個でも握っていただけるということですが
この時すでにお腹いっぱいになりつつあり
全10種類中、8種類いただきました。
左から、まぐろ、タイ、ヒメマス、イカ、メヒカリ、エビ、イクラ、ネギトロ
玉子とアナゴは諦めました。

シャリが小さめでペロリと平らげました。
全種類いっとけばよかったかも。
<留椀>
なめこの赤出汁

<沫雪の口溶け>
デザート。安納芋にあんこがのっていました。

お料理は全部おいしかったです。
満腹満足でした。
朝食
朝食は夕食と同じ場所でいただきます。
見るからに豪華な朝食で思わず「わぁ~」と声が出た。

鮭と豚肉と野菜の蒸し物

温泉卵と納豆

「ご飯のお供」ということですが真ん中はコーヒーゼリーでした。

ご飯
3膳以上あった。
2膳食べたところでギブアップしました。

味噌汁と煮物

リンゴジュースとお茶
ジュースはリンゴかトマトのどちらかから選びます。
セルフサービスでコーヒーもありました。

この時点でお腹いっぱい
さらに「焼きたてクロワッサン」のサービスが
「何個でも好きなだけ」ということですが、お腹いっぱいだったのでとりあえず1個。

ご飯2膳、クロワッサン1個、おかず類完食。
とても美味しかったです。
超お腹いっぱいでお昼ご飯抜きが確定しました。
「奈良屋」は老舗旅館ですが客室などの設備は新しくキレイ。
お料理もボリューム満点とても美味しかった。
お一人様にも配慮されていてとても過ごしやすい旅館です。
温泉に浸かってゆっくりリラックスできて大満足の滞在になりました。
草津湯畑ライトアップ
湯畑は25時までライトアップしています。
奈良屋から徒歩3分ぐらいなので夕食後に行ってみました。
雪と湯煙とライトが幻想的な雰囲気です。
ライトは青からピンク、黄色などに変化します。


2月でしたがクリスマスツリーがきれい

雪が降っていてかなり寒かったので早々に退散して
旅館の温泉に入りました。
「熱乃湯」湯もみショー
翌朝、チェックアウトしてから行ったのが草津で人気の「熱乃湯」の湯もみショー。
予約はできず、開演の30分前からチケットの販売開始になります。
朝10時半からのショーを見ようと10時に行ったらすでにたくさん並んでいました。
10時半になる前に完売していたので遅くとも30分前に行ったほうが良いと思います。

有名な「草津~よいとこ~一度は~おいで~ ヨッコイショ~」という歌を歌いながら
踊りながら湯もみする40分ぐらいのショーです。



草津温泉街散策
湯もみショーを見た後、周辺を少し散策しました。
「やまびこ温泉まんじゅう」揚げまんじゅう
まず、湯畑の目の前にある「やまびこ温泉まんじゅう」の「揚げまんじゅう」へ。
午前中なのに行列していて10分ぐらい並びました。
旅館の朝食が豪華すぎてお腹いっぱいだったけど美味しくいただきました。

白旗源泉
奈良屋の温泉の源泉「白旗源泉」に行ってみました。
湯畑のすぐ近く、熱乃湯の裏にあります。

お湯がポコポコ湧いていて、湯の華が堆積しているのが見えます。

裏草津
新しいエリア「裏草津」にも行ってみました。
積もった雪が凍っていて、かなり怖かった。
草津でここしかないという「顔湯」

かなり遠くに温泉が流れていて温かさは感じられず、、
スチームみたいにビショビショになるかと期待していたのですが残念な感じ。
温泉が少ない時間帯だったのでしょうか?

顔湯のすぐ横に「地蔵源泉」がありました。


裏草津にはおしゃれなカフェがありましたがお腹いっぱいなのでスルー。
他にはあまり見るところはありませんでした。
湯畑
最後に湯畑の映えスポット
ここにはスマホスタンドがあり写真を撮るのに並んでいました。


湯畑から西の河原公園に行く通りにはお土産屋さんや飲食店がたくさんあります。
「草津プリン」とか「釜めし」とか気になるお店はあったのですが、とにかくお腹がいっぱい、寒い、道が凍っていて歩くのが怖いので嫌になってしまい、早々に帰宅することにしました。
湯畑からバスターミナルへの坂道を上るのがちょっとキツイです。
所々道が凍っていてキャリーバックの人は引いても車輪が転がらないし、かなり大変そうでした。
時間によっては宿の送迎があるので利用したほうがよかったかも。
まとめ
最近、草津はテレビでよく見るなと思っていましたがけっこう混んでます。
若い人が多い。
テレビやネットで紹介されていたお店には行列ができていました。
電車もバスも混んでいます。
・富岡は半日あれば十分楽しめる
・世界遺産の富岡製糸場は明治時代に建てられた当時の建物を見学できる
・草津温泉は日本三大温泉
・草津温泉「奈良屋」は湯守がいる老舗旅館
・「奈良屋」はお一人様も気兼ねなくくつろげる最高のお宿
・草津の冬は寒いので真冬は避けたほうがよいかも
今度は冬じゃない季節に来てみたいです。草津は標高が高いので夏も涼しいそうですよ。
47都道府県ひとり旅チャレンジ13県目クリア!
まだまだ先は長いです。
次どこに行くかはお楽しみに~。

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