【47都道府県ひとり旅】#13群馬県~富岡製糸場&草津温泉

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旅行

こんにちは。フミです。
47都道府県を一人旅で制覇するチャレンジ中です。

第13回目は群馬県です。
群馬といったら、絶対に行きたいのは「富岡製糸場」です。
富岡製糸場だけだと半日もいらないくらい。
富岡の近辺で他の場所に行こうと思うと車がないと難しい。

群馬県には有名な温泉地がたくさんあります。
草津温泉は日本三大温泉とも言われているし
高崎から電車で行けるから行ってみることに。

ということで1泊2日で富岡製糸場と草津温泉に行ってきました

旅行日程

おひとりさま難易度 ★
歩く度 ★★

富岡製糸場の見学は一人でも気になりません。
草津温泉も一人旅プランがある宿を選んだので
一人でも居心地よく過ごせました。

旅行したのは2月某日。
最強寒波が来ていたので寒すぎたせいであまり散策しませんでした。

1日目

09:15  高崎駅着
     上信電鉄に乗り換え
10:05  上州富岡駅着
     富岡製糸場見学
11:40  ランチ  
12:39 上州富岡駅発
13:19 高崎駅着
    上越線とバスで草津へ
15:30 宿にチェックイン
    草津温泉散策&宿でゆっくり

富岡から草津まで約3時間。
電車の本数が少ないので夕方までに草津に着くためには
富岡の滞在時間が約2時間しかありませんでした。

2日目

08:30 宿で朝食
10:00 宿チェックアウト
10:30 「熱の湯」湯もみショー
10:50 草津温泉散策
12:00 草津温泉発

富岡製糸場

富岡製糸場は1872年(明治5年)に明治政府が設立した日本初の器械製糸工場です。
2014年に世界遺産に登録されました。
世界遺産検定2級、明治期の洋風建築好きな私としては絶対に外せない場所。
ようやく来ることができました。

富岡製糸場は高崎駅から上信電鉄で40分
上州富岡駅から徒歩10分ぐらいの所にあります。

富岡製糸場入口

せっかくなので効率よくしっかり見学したいと思い
ガイドツアー(有料200円)に参加しました。
シニアのボランティアガイドさんが約1時間かけて案内してくれます。
朝早い10:30開始でしたがツアー参加者は20人ぐらい。
お一人様も数名いましたよ。

明治5年に建てられた建物が建設当時のそのまま保存されています
しかも昭和62年(1982年)まで操業していて、
操業停止後、平成17年(2005年)に富岡市に所有されるまで20年以上
片倉工場という一企業が保存管理していたそうで、驚きです。

富岡製糸場

これが見たかった「木骨煉瓦造」
骨組みが木でレンガを積み上げて漆喰で固めた造りです。

富岡製糸場木骨煉瓦造

富岡製糸場の一番の見どころと言っても過言ではない「繰糸所」
長さ約140mは明治当時は世界最大の工場だったそうです。
確かに長い。

富岡製糸場 繰糸所

「繰糸所」の入口
屋根が和風なのがおもしろいですよね。

富岡製糸場 繰糸所

いよいよ入ります。

富岡製糸場 繰糸所

三角屋根に梁をわたしたトラス構造で柱がない大広間になっているのが特徴。
操業停止当時の様子がそのまま残されています。
器械は昭和時代の日産製だそうです。

富岡製糸場 繰糸所
富岡製糸場 繰糸所

奥では明治時代のやりかたで糸取りの実演をやってました。

こちらは「首長館」
設立を指導したフランス人、ポール・ブリュナが当時住んでいた建物
中は見学できません。

富岡製糸場 首長館

「首長館」の説明を受けた後、ガイドツアーは解散になりました。
建物の中に入れるのは「繰糸所」ぐらいですが
当時の様子やエピソードなど詳しく説明してくれるので50分ぐらいかかりました。
この後はツアーで回らなかった場所を自分で見学しました。

富岡に製糸場が作られたのは
広い土地、良質な水、石炭が近くで確保できたからだとか。
工場のすぐそばに「鏑川」という川が流れています。

鏑川

製糸工場で働いていた女工さんたちの宿舎です。
遠くから見学するだけです。
富岡製糸場は7曜日制が取り入れられて日曜日とお盆とお正月が休み。
労働時間は1日8時間程度、食費、寮費、医療費も製糸場が負担してくれて
学校もあったそうです。
超ホワイト企業ですよね。

富岡製糸場 工女宿舎

こちらはブリュナエンジンの復元機
ポール・ブリュナが輸入した繭から生糸を作る繰糸機の動力源として使われた蒸気機関。
土日祝日は動かしているそうで、この日は動いていました。

ブリュナエンジン

こちらは西置繭所
世界遺産になったことで、保存修復工事をしていましたが
工事が終わって中はギャラリーになっています。

富岡製糸場 西置繭所

明治から昭和までの工女さんたちの制服とか
興味深かったのですが、時間がなくて駆け足の見学となってしまいました。

富岡製糸場には売店が2つあります。
ひとつは富岡さんのシルクを使った商品を展示販売している「富岡シルクギャラリー
もうひとつはお菓子やお土産を販売している「北売店」
買い物をしている時間がなかったのですが
「北売店」で「世界遺産検定」の認定証を見せると
プレゼントがもらえるそうなので行ってみました。

いただいたプレゼントはこちら。
A4サイズ、厚さは1.5センチあるカラーの写真集です。
想像以上に豪華だったのでびっくり。

世界遺産検定認定者プレゼント

予定より15分ほどオーバーしてしまいました。
本当はもう少しゆっくり見学したかったけど電車の時間があるのであきらめました。

ランチ「はや味」おっきりこみうどん

ランチは富岡製糸場の目の前にあるうどんやさん「はや味」へ。
電車の時間まで40分ぐらいしかなかったので悩みましたが
人気のお店だけど回転が速いと口コミにあったので、並んでたら諦めようととりあえず入店。
運よくすぐに席に案内されました。

11時半開店で私が入ったのが11時50分ごろ。
私が入店したら満席になりました。

群馬の郷土料理「おっきりこみうどん」「舞茸天」を注文。
群馬は舞茸の有数の産地だそうです。

はや味 おっきりこみうどん
舞茸天

おっきりこみは太めのうどんで里芋、大根、人参、油揚げなどの野菜と
ちょっと濃い目のつゆで煮てあります。
けんちん汁にうどんを入れたような感じ。
この日はすごく寒かったのでとても温まりました。
舞茸も味が濃くておいしかった。

私以外にもおひとり様がいましたし
グループ客も黙々と食べて長居しないので噂通り回転が速い。
うどんやなので一人でも気兼ねなく入れるお店でした。

時間がなかったのでまっすぐ駅に向かいました。
ちなみに私は時間がなくて寄れませんでしたが
駅前に「世界遺産センター」があります。

群馬県立世界遺産センター

富岡製糸場の歴史などが展示されていたり、
おしゃれなお土産屋さんやカフェなどがありました。
建物自体も魅力的なのでちょっと残念。
名物グルメ「富岡クレープ」とか「ほるもん揚げ」なども食べてみたかったな。

草津温泉

上信電鉄で高崎駅まで戻り、高崎からJR信越線で長野原草津口へ
そこからバスで草津温泉バスターミナルに着いたのが15時過ぎ。

草津は雪が降っていました。
バスターミナルから湯畑は急な坂を下るので滑りそうで怖かった。

草津温泉湯畑

草津に行きたかった理由の一つが「西の河原露天風呂」に入りたかったから、なので
まず「西の河原公園」を目指しました。

「西の河原公園」流れている川は温泉です。
公園の奥に露天風呂があります。

西の河原公園

雪が積もっていて道は凍っていて2回も転んで心が折れました。

西の河原公園

こんなに寒いのに露天風呂もな。と思って「西の河原露天風呂」は断念して
旅館でゆっくりすることにしました。
「西の河原露天風呂」はいつか冬じゃないときにリベンジしたいな。

ちなみに「西の河原露天風呂」はこんな素敵な露天風呂です。
公式HPはこちら

西の河原露天風呂
草津三湯公式HPより

「奈良屋」に宿泊

今回選んだお宿は「奈良屋」です。
湯畑から徒歩5分ぐらいの所にある老舗旅館。
お湯を管理する伝統的な職人「湯守」がいる宿です。
老舗旅館なのですが「おひとり様専用」のお部屋があるので「奈良屋」に決めました。

奈良屋外観

全館畳敷きで素足で歩けるので楽。
ロビーでチェックインします。

奈良屋ロビー

ウェルカムドリンクのリンゴ茶
温かくておいしかった

リンゴ茶

客室

おひとり様専用の客室「われもこう」というお部屋に泊まりました。
窓がないお部屋です。
和モダンで素敵なお部屋でした。

奈良屋客室
奈良屋客室

アメニティーは雪肌精

奈良屋アメニティー

15m2の狭いお部屋ですが、畳なので着替えの時も床を気にしなくてよいから
ホテルのシングルルームよりも断然すごしやすいです。

温泉

奈良屋の温泉は「白旗源泉」から引いています。
「白旗源泉」は源頼朝が発見したと伝えられている草津の中でも一番歴史のある源泉です。
55℃~56℃あり強い刺激がある源泉を天候や季節によって温度や湯量を湯守が管理しているそうです。

温泉は2か所あって、時間によって男女入れ替えになります。
どちらも露天風呂があります。
私はチェックイン後、夕食後、朝起きてすぐの3回入りました。
内湯でも天井が開いていて洗い場もとても寒かった。
湯煙で周りが良く見えませんでした。

寒いだけあってちょっと熱めの温泉は気持ちよく
のぼせることなくいつまでも入っていられそうな感じでした。

奈良屋温泉
奈良屋公式サイトより
奈良屋温泉
奈良屋公式サイトより

夕食

1泊2食つきのプランなので、夕食はお宿でいただきます。
お食事処はおひとり様にも居心地がよい半個室。

奈良屋お食事処

地元産の食材を中心とした和食のコースです。
メニューはいわゆる会席料理の先付、お造り、、という名称ではなく
物語をイメージしたタイトルをつけているのだとか。

奈良屋夕食

<冬の宵> 
和菓子みたいできれいですね。

奈良屋夕食 前菜

<川露に霞みて> 
お魚は鯛です。

奈良屋夕食 椀

<月冴ゆる>
海老芋おかき万寿
きのこあんかけ
ブロッコリー 辛子

写真を撮るのを忘れてしまいました。
蓋つきの茶碗に盛られているいわゆる炊き合わせです。

<冬銀河見上げて>
右上のお皿はあんこうの酢味噌和えでした。

奈良屋夕食 お造り

<絹衣まといて>
海老をカダイフという細い麵を巻いてで揚げたもの
下仁田葱の春巻き

奈良屋夕食 揚げ物

<白根眺めて>
上州和牛のすき焼き
きれいなサシが入っていて柔らかそうなお肉

奈良屋夕食 上州和牛すきやき

卵はつけて食べても、鍋に入れて卵とじにしてもよいとのことでしたが
私は普通のすき焼きの食べ方でいただきました。

奈良屋夕食 上州和牛すきやき

お肉が柔らかくてめちゃくちゃおいしかった。

<お寿司>
ご飯ものはメニューに載っていないサプライズ。
席まで来てお寿司を握ってくれます

奈良屋夕食 お寿司

好きなものを何個でも握っていただけるということですが
この時すでにお腹いっぱいになりつつあり
全10種類中、8種類いただきました。
左から、まぐろ、タイ、ヒメマス、イカ、メヒカリ、エビ、イクラ、ネギトロ
玉子とアナゴは諦めました。

奈良屋夕食 お寿司

シャリが小さめでペロリと平らげました。
玉子とアナゴも食べられたかも。

<留椀>
なめこの赤出汁

奈良屋夕食 留椀

<沫雪の口溶け
安納芋にあんこがのっていました。

奈良屋夕食 デザート

お料理は全部おいしかったです。
満腹満足でした。

朝食

朝食は夕食と同じ場所でいただきます。
見るからに豪華な朝食で思わず「わぁ~」と声が出た。

奈良屋朝食

鮭と豚肉と野菜の蒸し物

奈良屋朝食 鮭と豚肉と野菜の蒸し物

温泉卵と納豆

奈良屋朝食 温泉卵と納豆

「ご飯のお供」ということですが
真ん中はコーヒーゼリーでした。

奈良屋朝食 ごはんのお供

ご飯
3膳以上あった。
2膳食べたところでギブアップしました。

奈良屋朝食 ごはん

味噌汁と煮物

奈良屋朝食 味噌汁と煮物

リンゴジュースとお茶
ジュースはリンゴかトマトのどちらかから選びます。
セルフサービスでコーヒーもありました。

奈良屋朝食 リンゴジュース お茶

この時点でお腹いっぱい
さらに「焼きたてクロワッサン」のサービス
「何個でも好きなだけ」ということですが、お腹いっぱいだったのでとりあえず1個。

奈良屋朝食 焼きたてクロワッサン

ご飯2膳、クロワッサン1個、おかず類完食。
とても美味しかったです。
超お腹いっぱいでお昼ご飯抜きが確定しました。

「奈良屋」は老舗旅館ですが客室などの設備は新しくキレイ
お料理もとても美味しかったし
お一人様にも配慮されていてとても過ごしやすい旅館でした。

湯畑ライトアップ

湯畑は25時までライトアップしています
奈良屋から徒歩3分ぐらいなので夕食後に行ってみました。
雪と湯煙とライトが幻想的な雰囲気です。
ライトは青からピンク、黄色などに変化します。

草津湯畑ライトアップ
草津湯畑ライトアップ

2月でしたがクリスマスツリーがきれい

草津湯畑ライトアップ

雪が降っていてかなり寒かったので早々に退散して
旅館の温泉に入りました。

「熱乃湯」湯もみショー

翌朝、チェックアウトしてから行ったのが草津で人気の「熱乃湯」の湯もみショー
せっかくなので行きました。
予約はできず、開演の30分前からチケットの販売開始になります。

朝10時半からのショーを見ようと10時に行ったら
すでにたくさん並んでいました。
10時半になる前に完売していたので遅くとも30分前に行ったほうが良いと思います。

熱乃湯

有名な「草津~よいとこ~一度は~おいで~ ヨッコイショ~」という歌を歌いながら
踊りながら湯もみする40分ぐらいのショーです。

熱乃湯湯もみショー
熱乃湯湯もみショー
熱乃湯湯もみショー

草津温泉街散策

湯もみショーを見た後、周辺を少し散策しました。

まず、絶対に食べたかった「やまびこ温泉まんじゅう」の「揚げまんじゅう」
湯畑の目の前にあります。
午前中なのに行列していて10分ぐらい並びました。
旅館の朝食が豪華すぎてお腹いっぱいだったけど美味しくいただきました。

やまびこ温泉まんじゅう
揚げ饅頭

奈良屋の温泉の源泉「白旗源泉」に行ってみました。
湯畑のすぐ近く、熱乃湯の裏にあります。

白旗源泉

お湯がポコポコ湧いていて、湯の華が堆積しているのが見えます。

白旗源泉

新しいエリア「裏草津」にも行ってみました。
積もった雪が凍っていて、かなり怖かった。

草津でここしかないという「顔湯」

顔湯

かなり遠くに温泉が流れていて温かさは感じられず、、
スチームみたいにビショビショになるかと期待していたのですが残念な感じ。
温泉が少ない時間帯だったのでしょうか?

顔湯

顔湯のすぐ横に「地蔵源泉」がありました。

地蔵源泉
地蔵源泉

裏草津にはおしゃれなカフェがありましたがお腹いっぱいなのでスルー。
他にはあまり見るところはありませんでした。

最後に湯畑の映えスポット
ここにはスマホスタンドがあり写真を撮るのに並んでいました。

草津湯畑
草津湯畑

湯畑から西の河原公園に行く通りにはお土産屋さんや飲食店がたくさんあります。
「草津プリン」とか「釜めし」とか行こうと思っていたお店もあったのですが
とにかくお腹がいっぱい、寒い、道が凍っていて歩くのが怖いので
動くのが嫌になってしまい、早々に帰宅することにしました。

湯畑からバスターミナルへの坂道を上るのがちょっとキツイです。
所々道が凍っていてキャリーバックの人は引いても車輪が転がらないし、かなり大変そうでした。
私はリュックで両手があいていたので大丈夫でしたが。
時間によっては宿の送迎があるので利用したほうがよかったかも。

お土産なし

今回、お土産は買いませんでした。
富岡では買い物する時間がなく
草津は下調べの段階でそもそも欲しいものがあまりなかったというのもありますが
寒さと道が凍っていて歩くのが嫌になってしまって
購買意欲が湧かなかったというのもあります。

まとめ

最近、草津はテレビでよく見るなと思っていましたがけっこう混んでます。
若い人が多い。
テレビやネットで紹介されていたお店には行列ができていました。
電車もバスも混んでいます。

・富岡は半日あれば十分楽しめる
・世界遺産の富岡製糸場は明治時代に建てられた当時の建物を見学できる
・草津温泉は日本三大温泉
・草津温泉「奈良屋」は湯守がいる老舗旅館
・「奈良屋」はお一人様も気兼ねなくくつろげる
・草津の冬は寒いので真冬は避けたほうがよいかも

47都道府県ひとり旅チャレンジ13県目クリア!
まだまだ先は長いです。
次どこに行くかはお楽しみに~。

今までの旅行についてはこちらの記事を見てくださいね。

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