【横浜ひとり旅】ホテルニューグランド横浜~中華街食べ歩き~洋館めぐり

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旅行

こんにちは。一人旅好きのフミです。
6月某週末、県民割を使って横浜にひとり旅してきました。
旅と言っても、横浜から1時間もかからないところに住んでいるので日帰りでも十分なのですが
近場で旅行気分を味わうのも楽しいですよ。

私は歴史的建造物を見るのが好きです。
日本の建物では特に明治、大正期に建てられた洋館が好きです。
日本に西洋文化が入ってきて生活様式が大きく変化した頃に建てられたお家が
当時の生活が感じられるような再現展示されているとワクワクします。
横浜には黒船来航により開港し、外国人居留地があった場所です。
山手には7つの洋館が無料公開されています。

旅行日程

日程:1泊2日(日帰りでもOK)
歩く度:★★★★★

1日目(金曜日)
19:00 ホテルチェックイン
20:00 ホテルのルームサービスの夕食
    部屋でのんびり

2日目(土曜日)
07:30 朝食
    ホテル内散策、ホテル周辺を散歩
    チェックアウトまで部屋でのんびり
11:00 チェックアウト
11:30 中華街食べ歩き
12:30 山手洋館めぐり
15:00 帰宅

ホテルニューグランド横浜

洋館めぐりにぴったりだと思って、ホテルニューグランド横浜に宿泊することにしました。
1927年に開業したクラシックホテルです。
マッカーサーやチャップリン、ベーブルースなどの著名人が宿泊したことでも知られています。
横浜市認定歴史建造物に認定されています。
シーフードドリア、スパゲッティナポリタン、プリンアラモード発祥のホテルとしても有名ですね。

今回私は、「エッセンスオブニューグランド」という宿泊プランを予約しました。
スパゲッティナポリタンとシーフードドリアがプレートになっている夕食をルームサービスで食べられて、朝食もついているプランです。
本当は創業当時に建てられた本館に宿泊したかったのですが、希望日には空いていなかったのでタワー館の高層階ダブルルームを予約しました。
チェックインした時に、なんと、予約した部屋が不具合とかでプルミエスイートにアップグレードしてもらえました。もちろん追加料金なし。ラッキーでした。

ホテルのお部屋

ダブルベットのベッドルームとリビングルームが別室になっています。

部屋からは山下公園、遠くにはみなとみらいや赤レンガ倉庫が見えます。
海が見えると非日常感があって良いですね。

バスルーム。シャワーブースが別にあります。

アメニティーはブルガリです。

夕食(ルームサービス)

このホテルから発祥したスパゲッティナポリタンとシーフードドリアがワンプレートになっています。

ナポリタンはちょっとお上品なお味。たぶん、ケチャップがフレッシュなトマトから作っているのだと思います。
シーフードドリアは魚介のだしがしっかり出ていてアツアツでとっても美味しかったです。
炭水化物ばっかりだなぁと思いつつ、デザートまでしっかり美味しくいただきました。
飲み物はコーヒーか紅茶が選べます。

朝食

朝食はルームサービスか洋食、和食が選べます。
私は洋食にしました。セットメニューでビュッフェ形式ではありません。
コンチネンタルアメリカンモンテクリストの3つのセットから一つ選びます。
私はモンテクリストブレックファーストを選びました。

フレンチトーストの中にチーズとベーコンが挟まっています。
パンはフワフワでほんのり甘く、チーズとベーコンの塩味とマッチして美味しかったです。

ホテルの建物について

朝食後にホテル内と周辺を散策しました。
ホテルの目の前は山下公園があり、ジョギングしている人もたくさんいました。

手前が創業当時のたたずまいを残している本館。奥の新しい建物がタワー館の高層階。

本館の正面玄関から入るとホテルのシンボル的存在の大階段があります。

大階段を上ったところにあるロビー。レトロで重厚感がありますね。

噴水がある中庭。

中華街食べ歩き

ランチは中華街で食べ歩き。ホテルから中華街まで徒歩5分ぐらいです。
6月とはいえ、真夏のような暑い日だったので思ったより食べられませんでした。
夕方、テイクアウトしたものを山下公園のベンチで食べたら涼しくてよかったかも。

鵬天閣 焼き小籠包

まずは焼き小籠包の鵬天閣へ。よくテレビにも出ている有名店だけあって、11時半ですでに行列。
お店のまわりにも立ち食いしている人であふれていました。
回転がとても良いので買うまではそれほど待ちませんでした。

豚肉(白)と海鮮(緑)の4個入りを選びました。
お店のまえに黒酢が置いてあるのでかけて食べます。
焼き目がついている底はカリっとしていて、皮はモチっとしていてとても美味しかったです。
熱い汁が出てくるので食べるときは注意してくださいね。

西遊記 叉焼メロンパン

続いて叉焼メロンパンの西遊記へ。一番小さいサイズが3個入りです。
直径5センチぐらいで小ぶりです。メロンパンの中にチャーシューの餡が入っています。
いわゆるメロンパンよりも甘さは控えめで軽い感じ。
濃いめのチャーシュー餡の塩気とよく合います。
できたてを提供してくれたのですが、これもびっくりするほとアツアツでした。

中華街大飯店 北京ダック

最後に北京ダックの食べ歩き。中華街大飯店。これ1つで250円です。
高級料理と言われる北京ダックがこんなお手頃に食べられるなんて嬉しいですね。
ちょっと厚めのクレープのような生地にキュウリとモヤシとお肉(アヒル)、甜麵醬ベースの濃いめのタレが入っています。
キュウリとモヤシのシャキシャキが美味しかったです。
アヒルのお肉は鶏肉よりかは若干くせがあるような気がしました。

山手洋館めぐり

横浜の山手には7つの洋館が無料で公開されています
「港の見える丘公園エリア」に2館、「元町公園エリア」に3館、「山手イタリア山庭園エリア」に2館あります。約2Kmのコースです。
歩きやすい靴というのはもちろん。建物に入るときは靴を脱がないといけないので脱ぎ履きしやすい靴が良いと思います。

今回、私は公式サイトがお勧めしている石川町駅から「山手イタリア山庭園エリア」→「元町公園エリア」→「港の見える丘公園エリア」のルートで7つの洋館すべてを歩いて回りました。
途中休憩した時間を入れても所要時間3時間ぐらいでした。

山手というだけあって、山の上にあります。
石川町駅からイタリア山庭園に行く坂はかなりキツイです。
私は休み休みじゃないと登れませんでした。
元町中華街駅から「港の見える丘公園」に上るエスカレーターがあるので、逆ルートのほうがお勧めです。

横浜山手西洋館の公式サイトのお勧めルートはこちら

①ブラフ18番館

関東大震災後の大正末期に建てられた外国人住宅で、カトリック山手教会の司祭館として使用されていました。1993年にイタリア山庭園エリアに移築復元されました。
室内の家具は大正末期から昭和初期の横浜家具を中心に他で使用されていたものを持ち込んだり復元して、当時の外国人の暮らしを想像できるような展示になっていて楽しいです。

外観は大きな鎧戸の窓にオレンジの屋根。絵本に出てきそうなかわいいお家ですね。

居間はサンルームに通じる大きな窓があってステキです。

サンルーム。グリーン基調で涼しげ。

2階のベッドルーム。張り出した3面の窓から庭の木々の緑が見えます。
こんなお部屋にあこがれます。

②外交官の家

明治43年に明治政府の外交官だった内田定槌邸として、アメリカ人建築家J.M.ガーデナーの設計により東京都渋谷区南平台に建てられました。
1997年に横浜山手に移築復元されました。
木造2階建て塔屋付きで、アメリカン・ビクトリア様式を基本としています。
マンガの「のだめカンタービレ」で千秋先輩の実家のモデルにもなっています。

とんがり屋根の塔屋が特徴的ですね。
左右非対称な外観がアメリカン・ビクトリア様式の特徴です。

内装はシックな感じ。アールヌーボーのデザイン。

サンルーム。5面が窓で涼しげ。

チューリップ模様のステンドグラスが可愛い。

2階の主寝室。奥は塔屋の小部屋に続いている。

③ベーリックホール

イギリス人貿易商B.R.ベーリックの邸宅としてJ.H.モーガンの設計により昭和5年に建てられました。
J.Hモーガンは東京の丸の内にあった丸ビルの施工に携わりました。
スパニッシュスタイルを基調としています。
横浜に残る戦前の洋館の中で個人宅としては最大級の規模です。

スパニッシュスタイルとは白またはクリーム色の壁にアーチ型の間口が設けてあり、スパニッシュ瓦葺きの屋根が特徴です。
スパニッシュ瓦とは半円筒形の瓦を上下交互に葺いていくスタイルです。

テラスにあるライオンをかたどった吐水口のある泉壁もスパニッシュの特徴。

市松模様のタイルの床と赤いじゅうたんがひかれた階段。スチールの手すりもスペインぽい。

広大な居間。アーチ型の窓が並んでいて開放感いっぱい。
パーティとかしていたんだろうなぁ。
なんとなくジブリの映画「思い出のマーニー」を思い出しました。

子供部屋をイメージしたお部屋。青い壁とクローバーの小窓がかわいい。

専用のサンポーチがある夫人用寝室。落ち着いたピンク基調でステキ。

④エリスマン邸

横浜の生糸貿易商シーベルヘグナー商会の支配人格であったエリスマン氏の私邸として大正15年に山手127番地に建てられました。現在の場所には1993年に移築復元されました。
設計はフランク・ロイド・ライドの弟子であったA.レーモンです。

公園の木立に囲まれていてステキです。
中は1階はレイモンドが手掛けた家具が復元された展示になっていますが、2階は資料展示のみです。
内装の写真を撮るのを忘れました。

えの木てい(カフェ)

エリスマン邸の向かいにあるカフェです。1階はカフェ、2階はスイーツショップになっています。
関東大震災後に外国人向けの賃貸住宅として建てられました。
設計は朝香吉蔵とされています。
白いモルタルの壁と赤い窓枠と屋根のかわいらしいお家はよくドラマの撮影でも使われています。
私が最近見たドラマだと、「ムチャブリ」と「やんごとなき一族」にレストランとして外観が出てました。

私が到着したのは土曜日の13時半過ぎでしたが、カフェには4組ぐらい並んでいました。
外のテラス席ならすぐに案内できるということだったので、テラス席にしました。
暑い日でしたが、木陰で風があって気持ちよかったです。

オレンジショコラのケーキとアイスコーヒーをいただきました。
チョコレートケーキの上にオレンジのムースがのっていて、オレンジの爽やかな酸味が美味しい。

⑤山手234番館

えの木ていの隣にあります。
朝香吉蔵の設計により昭和2年頃に建てられた外国人向けの共同住宅です。
現在は4戸の住居のうち1階左側の居間と食堂部分が当時の住まいの様子が再現されています。
その他の部屋はギャラリーなど貸しスペースとして利用されています。
私が訪れた時も2階部分ではアートの展示が行われていました。

⑥横浜市イギリス館

昭和12年に英国総領事公邸として建築されました。
現在はホールや会議室を備えた市民利用施設になっています。
私が訪れた時も1階部分でピアノのコンサートが行われていて見学できませんでした。

2階はかつての領事夫妻の寝室が復元展示されています。

⑦山手111番館

大正15年に当時横浜で船荷積み下ろし業を営んでいたアメリカ人J.E.ラフィン氏の住宅として現在地に建てられました。
設計はベーリックホールと同じJ.Hモーガンです。
スパニッシュスタイルの赤瓦(残念ながらスパニッシュ瓦ではない)と白い壁が美しい西洋館です。
背面にローズガーデンが広がっていて、5月や10月のバラの季節に訪れるととてもきれいだと思います。

玄関を入るとすぐに吹き抜けのホール。柱がなく2階には回廊が回っていてステキです。
残念ながら2階部分は見学することができませんでした。

港のみえる丘公園でゴールです。

山手西洋館では色々イベントが開催されていますので、お出かけの前に公式サイトをチェックしてみてくださいね。
山手西洋館公式サイトはこちら

最後に

いかがでしたか?
今回は明治~昭和の戦前に建てられた建築を人が住んでいたお家メインにめぐりました。
横浜には「横浜税関本庁舎」、「横浜市開港記念館」、「赤レンガ倉庫」など他にもレトロ建築があります。
一方で「みなとみらい」など新しくておしゃれなエリアもあり見どころがいっぱい。
観光スポットを効率的にまわれる「あかいくつバス」などもありますので活用してみてくださいね。

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