【47都道府県ひとり旅】#5愛媛県|道後温泉と松山をゆったり巡る1泊2日モデルコース

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旅行

50歳から始めた47都道府県をひとり旅で制覇するチャレンジ。
第5弾は愛媛県です。

四国・愛媛県といえば、日本最古といわれる「道後温泉」と、城下町として栄えた松山市。
正岡子規や夏目漱石、司馬遼太郎など文豪のゆかりの地でもあります。
今回は1泊2日で道後温泉と松山をめぐってきました

1泊2日モデルコース

日程行動ひとり旅ポイント
1日目到着 → ランチ(宇和島鯛めし) → 温泉街散策 → ホテルで温泉&ゆっくり鯛めし屋は並ぶ覚悟を
13時に売り切れるお店も
2日目松山市内へ移動 → 坂の上の雲ミュージアム → 萬翠荘&カフェ → ランチ(松山鯛めし) → 松山城 → 帰路市電をうまく使うと移動が楽。城の階段は体力配分を

おひとりさま難易度 ★★
歩く度 ★★

3月後半だったので春休みの時期と重なったからでしょうか
学生グループや3世代ファミリーなど4~6人のグループが多かったです。
名物料理の飲食店はかなり並びました。
並んでいる間の時間と、料理の量が多いので難易度は★★としました。

ひとり旅1日目 道後温泉でゆったり

空港からリムジンバスで道後温泉まで約40分。
お昼ごろに到着しました。
飲食店やお土産屋さんが立ち並ぶハイカラ通り商店街へ。
飲食店はどこも行列していました。

ランチ:宇和島鯛めし「丸水(がんすい)」

駅から少し奥まったところにある「丸水(がんすい)」という
「宇和島鯛めし」のお店です。
「宇和島鯛めし」は鯛のお刺身を生卵を溶いたタレに漬けてご飯にかけて食べる
贅沢な卵かけごはんです。

メニューは鯛が「天然もの」と「養殖」のどちらか。
私はせっかくなので天然にしました。

ちょっと甘めのお醤油のタレに卵をといて
薬味と鯛のお刺身を入れてごはんにかけます。

丸水 宇和島鯛めし
丸水 宇和島鯛めし

天然のお刺身だけあって歯ごたえがあって美味しかった。
意外と量が多くて、ご飯を3膳も食べてしまいました。
もうお腹がいっぱい。

カウンター席があり一人客も多いので落ち着いて食事ができます。
予約はできないので並ぶ覚悟を。
鯛がなくなり次第営業終了してしまうので時間をずらすなら開店直後がおすすめです。

丸水公式サイトはこちら

食べログはこちら

道後温泉界隈を散策&買い物

商店街では「みかんジュース蛇口」「じゃこかつ」「道後ぷりん」など食べ歩き。特にプリンはお風呂上がりにホテルで食べたら最高のデザートでした。
「道後温泉本館」「坊ちゃんからくり時計」の仕掛け、「伊佐爾波神社の夕焼け」も見られて満足。
ただ、商店街のお店は20時前後で閉まる所も多いので、夕方から歩き始めるのがベストだと思います。

道後温泉はホテル内だけではなく外湯や商店街もホテルの浴衣でOKです。
ハイカラ通りには色んな浴衣を着た人が歩いています。
円満寺や伊佐爾波神社に行くのなら浴衣だとちょっと歩きづらいと思います。

「伊織」でみかんジュースの飲み比べ

愛媛と言えば、みかんジュースが出てくる蛇口が有名ですね。
「みかんジュースの飲み比べ」や「みかんジュース蛇口」の体験できる場所は松山空港をはじめ松山市や道後温泉にも複数あります。

道後温泉の商店街にある「伊織本店」「みかんジュース蛇口」飲み比べができます

伊織本店 みかんジュース蛇口

3種類の飲み比べをしました。
もちろん1種類だけでもOKです。
蛇口が上手くしまらなくて溢れてしまいました。

伊織本店 みかんジュース蛇口
飲み比べ

みかんの種類によって甘みが強かったり酸味が強かったりちょっと苦みを感じたり、全然味が違います。
私は「温州みかん」が甘みと酸味のバランスがよくて好きでした。

伊織」は今治タオルのお店です。
タオル製品が豊富で愛媛限定デザインのタオルなどもありお買い物も楽しめます。

伊織の公式サイトはこちら

「十五万石」でお土産を購入

「伊織」のすぐ横にある道後温泉最大級のお土産屋さん。
ここではお菓子がバラ売りしています
お土産のお菓子ってほとんどが箱売り。
ひとりだと賞味期限内に食べきれないから厳選して購入することが多いですが
ここでは気になるお菓子を複数種類少しずつ買えてよかったです。

十五万石の公式サイトはこちら

道後温泉本館

道後温泉のシンボルですね。
重要文化財に指定されていますが、公衆浴場としての営業もしています。
私が訪れたこの時は残念ながら保存修理工事中でした。
工事は令和6年に終了しています。

道後温泉本館

入浴するには予約したり整理券をもらう必要があります。
詳しくは公式サイトを参考にしてください。

道後温泉本館公式サイトはこちら

道後温泉別館 飛鳥乃湯

聖徳太子が道後温泉に来たという伝説にちなんで飛鳥時代をイメージした
日帰り温泉施設です。
中庭の床にお花のアートが描かれていて日が暮れてくると幻想的でした。

道後温泉別館 飛鳥乃湯

昔の浴衣よくい湯帳ゆちょう」を着ての入浴体験ができます。

飛鳥乃湯公式サイトはこちら

円満寺

道後温泉本館から歩いてすぐ。
恋愛成就のパワースポットだそうです。
カラフルなお手玉のような結び玉がかわいらしい。

円満寺

結び玉には願い事が書かれています。

円満寺

伊佐爾波神社

135段の石段を上がったところにある神社です。

伊佐爾波神社
伊佐爾波神社

階段の上から見下ろす景色がキレイです。
日が沈む方角なので夕方に行くのがいいと思います。
正面の山頂には松山城がみえるらしいです。

伊佐爾波神社

道後温泉駅前

駅前には道後温泉を象徴するようなスポットが集中しています。

道後温泉駅

明治時代の洋風建築が素敵な駅です。

道後温泉駅
坊ちゃん列車

夏目漱石の小説「坊ちゃん」に登場した列車をイメージして再現された観光列車。
運行は土日祝日のみです。
「坊ちゃん列車」についてはこちら

坊ちゃん列車
坊ちゃんからくり時計

1時間ごとにからくり時計がつりあがって
小説「坊ちゃん」の登場人物が現れます。

坊ちゃんからくり時計

道後温泉に行くことを決めてから初めて「坊ちゃん」を読みました。
読みやすくて面白かったです。
明治時代の小説とは思えないくらい。
ひとつ不思議なのが、マドンナって主人公の恋人でもなんでもない。
そんなに重要な人物とは思えなかったのですが
このからくり時計を始め、道後温泉では主役級の扱いですよね。

谷本蒲鉾店「じゃこかつ」

道後温泉は食べ歩きグルメも充実しています
お昼ご飯のボリュームが多かったので、夕食は軽めに食べ歩きにしました。

谷本蒲鉾店は道後温泉本館の目の前にあります。
愛媛名物の「じゃこてん」や「じゃこかつ」、「太刀魚巻」や他の練り物なども注文してから揚げてくれるのでアツアツを食べられます。

「じゃこかつ」は愛媛名物の「じゃこ天」の生地に玉ねぎなどの野菜を加えて
衣をつけて揚げたものです。

じゃこかつ

衣はカリカリで中はフワフワ。
お魚の風味と野菜の甘味もあって美味しかったです。

お店の前には食事スペースもあって座って食べることができます。

食べログはこちら

道後プリン

デザートに「道後ぷりん」を購入してホテルに持ち帰ってお風呂上りに食べました。

濃厚でトロトロのプリンの上にミカンがのっています。
他にもたくさん種類があって迷いました。

道後プリン

道後ぷりんの公式サイトはこちら

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宿泊:道後館

宿は「道後館」。温泉街の中心にあり、道後本館まで徒歩すぐという立地の良さが魅力です。
ちょっと急な坂を上らないといけないので何度も行ったり来たりするのはしんどいかも。
設計は黒川紀章だそうです。

道後館
道後館

入り口に足湯があります。

道後館

道後館 客室 スタンダードタイプ和室

日本最古の温泉と言われる「道後温泉」
昔ながらの温泉旅行気分を味わいたくて和室を選びました
洋室の客室もあります。スタンダードなツインルームは和室よりも狭いようです。

道後館 スタンダード和室

部屋にマッサージチェア(無料)がありました。
お部屋でお風呂上りにゆっくりマッサージ。
旅の疲れも癒されます。

道後館 スタンダード和室

道後館 大浴場

大浴場の温泉は100%道後温泉の引き湯です。

泉質アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
効能神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進

2階の大浴場に向かう廊下「湯けむりの道」。
ちょっと幻想的な雰囲気でした。

道後館 湯けむりの道

あつ湯、ぬる湯、打たせ湯、露天風呂、寝風呂、サウナ。
ホテル内の温泉だけでも十分満足できます。

道後館 朝食

朝食は和食です。
半個室でひとりでも落ち着いて食事ができました
お豆腐は自家製だそうです。
ご飯は白米、五穀米、おかゆから選べます。
私は五穀米にしました。

道後館 朝食

魚と練り物は温めて。

道後館 朝食

デザートまでおいしくいただきました。

道後館 朝食

黒川紀章の設計だけあって、ロビーなどは和モダンな雰囲気です。
温泉にゆっくり入ってお部屋でのんびりリラックスできました。

ホテルのチェックアウト時間は10時。
ちょっと早いなと思いましたが、道後温泉商店街はほとんど10時から営業してました。
夜は早く休んで朝は早めに行動するのが予定を立てやすいです。

道後館の公式サイトはこちら

ひとり旅2日目 松山で歴史と文化を味わう

道後温泉駅から市電に乗って大街道駅で下車。
大街道駅は「空港行のリムジンバス乗り場」があり「坂の上の雲ミュージアム」、「松山城」へのアクセスがしやすいです。

三越の1階にあるコインロッカーに荷物をあずけると便利です。
三越は大街道駅前、空港行きのリムジンバスも三越の前にバス停があります。
入り口を入ってすぐのところにお土産屋さんの「十五万石」もありますよ。

坂の上の雲ミュージアム

司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」をテーマにしたミュージアムです
「坂の上の雲」は松山出身で明治時代に活躍した
秋山好古、秋山真之兄弟と正岡子規が主人公の小説です。
単行本で全6巻、文庫本で全8巻の長編小説です。
司馬遼太郎の小説で人気ナンバーワンなのだとか。
私は小説は挫折してしまったのですが、NHKのドラマを見たので内容は知っていたので興味深く見学しました。

坂の上の雲ミュージアム

ミュージアムの設計は「安藤忠雄」
逆三角形の建物がスロープを登っていく感じで見学できて建物内を歩くのも面白い。
「坂の上の雲」に興味がなくても建築好きは楽しめると思います

「坂の上の雲ミュージアム」公式サイトはこちら

萬翠荘

旧松山藩主の子孫である久松定謨(ひさまつさだこと)伯爵が別邸として
大正時代に建築した洋館です。
ステンドグラスや装飾が美しい空間です。

萬翠荘

萬翠荘の玄関ホール。
各部屋にステンドグラスがあります。

萬翠荘

大広間

萬翠荘

萬翠荘の公式サイトはこちら

漱石珈琲店 愛松亭

萬翠荘の敷地内にあるカフェ「漱石珈琲店 愛松亭」でお茶しました。
夏目漱石が松山中学に赴任していた時に下宿していた「愛松亭」がここにあったそうです。

テラス席から萬翠荘が見えます。
静かでホッとできる時間でした。

漱石珈琲店 愛松亭

「漱石珈琲店 愛松亭」の公式サイトはこちら

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「松山鯛めし」秋嘉

2日目のランチは「松山鯛めし」をいただきました。
松山鯛めしは鯛をご飯といっしょに炊き込むタイプです。

お刺身や天ぷらがセットになっていてボリューム満点です。

松山鯛めし 秋嘉

秋嘉では3通りの食べ方で鯛めしを楽みます。
まずはそのまま食べる。
次は薬味を入れて
最後は出汁をかけてお茶漬けに。

松山鯛めし 秋嘉

出汁とのりが美味しくて、私はお茶漬けが一番好きでした。

松山鯛めし」秋嘉

ご飯が3膳以上あってお腹いっぱいになりました。

カウンター席があって一人客も多いので落ち着いて食事ができます。
ただ予約ができず、1時間ほど並びました。
お昼時に行くなら並ぶことを想定して計画したほうがよいです。

松山鯛めし「秋嘉」公式サイトはこちら

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松山城

松山城は日本に12か所しかない現存天守のひとつ
現存天守とは江戸時代以前に築城され、当時のままに残っている天守のことです。
松山市の中心部にある勝山の山頂にあります。
山頂まではロープウェイかリフトで行くことができます

ロープウェイで登り、天守へ。階段が急で息が切れましたが、天守からの眺望は素晴らしく、松山市街や瀬戸内の海まで見渡せました。

松山城

私が行ったときはまだ咲いていませんでしたが桜の名所だそうです

天守まで登るには怖いくらい急な階段を何度も上り下りするのでご覚悟を。
私はかなり筋肉痛になりました。
天守からの眺め

松山城からの眺望

天守から降りたところにある売店で「いよかんソフト」を買いました。
いよかんの酸味がさっぱりしていて、急な階段を上り下りして渇いた喉が潤いました。

いよかんソフト

愛媛土産

今回はお土産はちょっと少なめです。
松山でお土産を買う予定だったのですが
ランチを食べるのに予想以上に時間がかかったので
買い物をする時間がなくなってしまいました。

お土産は空港で買うより市内で買ったほうが品ぞろえが豊富なです。

愛媛土産

右上から
・伊予牛ビーフカレー
・今治タオルハンカチ
・今治フェイスタオル
・いよかんマドレーヌ
・いよかんマドレーヌ(チョコ)
・一六タルト(いよかん)
・一六タルト(ゆず)
・栗タルト
・坊ちゃん団子
・まどんなのよろこび(パウンドケーキ)
・紅まどんなタルト

タオルは「伊織」で、食べ物は「十五万石」で買いました。

まとめ

  • 宇和島風と松山風、2種類の鯛めしを食べ比べできたのが大満足。
  • 道後温泉街は商店街を散策したり食べ歩きも楽しい。
  • 松山は歴史と文化に触れられる落ち着いた街。歩きやすい靴と余裕あるスケジュールが必須。
  • 松山にゆかりのある小説を読んでおくともっと楽しめるかも。
     (「坊ちゃん」「坂の上の雲」、正岡子規など)

今回の旅は「温泉・食事・歴史」と三拍子そろったひとり旅でした。次は今治やしまなみ海道も絡めて、愛媛をもっと広く味わいたいと思います。

47都道府県チャレンジ5県目クリア。
次回はどこに行くかお楽しみ~

今までの旅行についてはこちらを見てくださいね。

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コメント

  1. メイ より:

    フミさん、愛媛旅行記楽しく拝読させていただきました。画像もキレイ。
    47都道府県ひとり旅チャレンジ尊敬します!
    私はもう箱根と群馬の定宿にしか行かなくなってしまいました。。。
    でも今年は勉強を兼ねて高野山に行きたいな~と思っています。
    またチャレンジの続きも心待ちにしています。

    そしてお忙しい中、前記事のコメント返信でアドバイスありがとうございました。
    銀行にまとまった額を入れてしまうと万が一税務署に目をつけられると面倒なので、何回かに分けてプリカにチャージが現実的かなぁと思っています。
    もう少し若かったらビジネスクラスで海外旅行、なんていう選択肢もあったかもしれません。

    • フミ より:

      メイさん
      早速コメントありがとうございます。
      高野山いいですね。世界遺産の勉強をしていたので私も行ってみたいです。
      海外旅行もいいと思いますよ。若かったら、なんてまだ若いですよ~。
      私は80歳ぐらいまでは海外旅行し続けたいです。

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