「栗山監督の管理職へのメッセージ」について元管理職の私が思うこと

こんにちは。フミです。
今日も来てくださってありがとうございます。

WBCが終わって２週間以上たちましたが
野球が開幕したこともあってまだ余韻が残っている感じですね。
普段、全く野球を見ない私もWBCにははまりました。

ところで、栗山監督が記者会見で一般社会で管理職へのアドバイスを聞かれていました。
「誠心誠意、相手に正面からぶつかるー」ということをおっしゃっていました。
正直、一般社会の管理職がそのまま実践しても上手くいかないと思います。
管理職を4年経験した私が思うことをお話したいなと思います。

結論を言うと大前提として
チーム全体が「目標を共有していた」ということが大事です。

「目標を共有する」ことが大事

侍ジャパンは「WBCで優勝して世界一になる」という単純明快な目標がありました。
メンバーはその目標を達成させるために集められた人。
選手個人も自分の役割をしっかり理解していたハズです。

スポーツって目標がわかりやすい。
個人の目標とチームの目標が一致しているというか
個人の成績がそのままチームの成績に影響しますし
最終的には収入にも直結しますから。

一般の会社はそうもいかない。
会社の目標と個人の目標が必ずしも一致しないですよね。
例えば、会社の目標が「売上〇億円達成」だったとします。
営業部門じゃない人は何をしたらわからないじゃないですか。

管理職は会社の目標→部門の目標→部下の目標に落とし込んで
具体的に伝えるのが大事です。

ちなみに、私の上司はこの辺がヘタ。
所属部門は管理部門なのですが、
部の目標が「売上増への貢献」なんですよ。
でも具体的に何をしたら「貢献」とみなされるのかが良くわからない。
聞いたけどよくわからない。
「この部署は売り上げに直接つながらないから難しい」とか言われました。

利益が増えたらいいかなと思ってコスト削減の方向で結果を出して
アピールしてみましたが全く評価されませんでした。
こういうのってモチベーションがさがります。
そして私は会社の仕事はそこそこにして副業を頑張ることに決めました。
こんな状態で上司が正面からぶつかってこられても「何？」って感じです。

結局、会社の愚痴になってしまいましたね。スミマセン。
４月の異動で上司が変わるので、もっと状況は悪くなるだろうな。
また愚痴っちゃうかもしれませんがご容赦くださいませ。