「47都道府県を公共交通機関を使ってひとり旅で制覇する」というチャレンジも今回で20県目になりました。
今回訪れたのは鳥取県。
鳥取砂丘のスケールに圧倒され、倉吉ではどこか懐かしい街並みをのんびり歩き、三朝温泉ではゆっくりと身体を休める。
観光、グルメ、温泉という「贅沢」を味わえた3日間でした。
ひとりでも気兼ねなく入れるお店や、静かに過ごせる宿も多く、50代のひとり旅にはとても心地よい場所だと感じました。
この記事では、実際に巡ったルートやグルメ、宿の感想を交えながら、鳥取ひとり旅の様子をまとめています。
これから鳥取に行ってみたい方や、ひとり旅に少し興味がある方の参考になればうれしいです。
旅行概要|日程・ひとり旅難易度
今回は鳥取県の東部から中央部をめぐる2泊3日のゆったりひとり旅です。
ゴールデンウイークの間の平日。
バスや電車の本数が少なく、繋ぎが良いとは言えないので観光は詰め込みすぎないのがポイントです。
| 日程 | 行程内容 |
| 1日目 | 鳥取空港 → 鳥取駅 → ランチ「海鮮丼」 → 鳥取砂丘 → 砂の美術館 → 夕食「焼肉」 → ホテルモナーク鳥取宿泊 |
| 2日目 | ホテルチェックアウト → 特急スーパーはくとで倉吉へ移動 → 白壁土蔵群 → ランチ「餅しゃぶ」→ なしっこ館 → ホテルの送迎で三朝温泉へ → 三朝温泉清流荘泊 |
| 3日目 | ホテルの送迎で倉吉駅へ → コナン(由良)駅 → コナンロード → ランチ「牛骨ラーメン」→ 鳥取空港 |
鳥取ひとり旅1日目|鳥取砂丘の絶景と鳥取グルメを満喫
羽田から鳥取砂丘コナン空港へは、ANAが1日5便運航しています。
空港から鳥取駅までは飛行機の到着時間に合わせて連絡バスが出ているので、移動もスムーズでした。
鳥取駅に着いたのは11時過ぎ。
このあと砂丘へ向かう予定でしたが、ちょうどいいバスまで少し時間があったので、まずは駅前でランチをとることに。
ひとり旅だと、こういう“予定と予定のあいだの時間”も自由に使えるのがいいところ。
無理に動かず、そのときの気分で過ごせるのも、ひとり旅の楽しさのひとつだなと感じました
鳥取駅で海鮮ランチ|三代目網元 魚鮮水産で地魚海鮮丼をいただく
鳥取駅周辺でランチのお店を探してみると、いわゆる“駅前”と思っていたエリアは、意外と駅から少し歩く場所にあるようでした。
実際、繁華街までは駅を出て道路を渡り、5分ほど歩いたあたり。
このあと砂丘へ向かう予定もあったので、あまり移動せずに食事を済ませたくて、今回は駅構内にある「三代目網元 魚鮮水産」を選びました。
地元の新鮮な魚が食べられそうだったのも決め手です。
注文したのは「地魚海鮮丼」。
運ばれてきた丼には、新鮮なお刺身がたっぷりとのっていて見た目からして美味しそう。

実際に食べてみると、お魚はどれも新鮮で、特に印象に残ったのが醤油の味。
関東よりも少し甘みがあって、海鮮との相性がとてもよく、思わず箸が進みました。
セットについていた「あかもくとろろ」そのままでも食べられますが、ご飯にかけても美味しいとのことで、最後は丼にかけていただきました。
店内は広々としていて、落ち着いた雰囲気。
駅ナカということもあってか、一人で利用している人の姿もちらほら見かけて、ひとりでも入りやすい空気感でした。
「三代目網元 魚鮮水産」の公式サイトはこちら
食べログはこちら
念願の鳥取砂丘へ|想像以上のスケールと“馬の背”に挑戦
ランチの後は、今回の旅の一番の目的でもあった鳥取砂丘へ。
鳥取駅からバスで約20分、「砂丘会館前」で下車します。交通系ICカードも使えるので移動はスムーズでした。
階段を上った先に広がる、圧倒的な景色
バスを降りて階段を上ると、目の前に一気に視界が開けます。
そこに広がっていたのは、想像していた以上に壮大な砂の世界。
特に印象的だったのが「馬の背」と呼ばれる大きな砂の丘。
思っていたよりもはるかに高く、まるで壁のようにそびえ立っていて、一瞬たじろぐほどの迫力でした。

見た目以上にハード…それでも登りたくなる不思議な魅力
見るからに急こう配で、「これは大変そう」と思いながらも、せっかく来たからにはと馬の背へ挑戦。
この日は朝から雨が降ったりやんだりの天気でしたが、砂丘に着いたときにはちょうど雨が上がっていました。
雨のあとで砂が少し締まっていたおかげか、思っていたよりは歩きやすかった印象です。
砂が靴の中に入り込むのを覚悟していたのですが、意外にもそれほど気にならず、なんとか登り切ることができました。
もし汚れてしまっても、足の洗い場やタオルの販売もあるので安心です。
馬の背からの景色と、風の気持ちよさ
馬の背までは、休みながらで15分ほど。
頂上にたどり着くと、日本海が一望できて、風がとても気持ちよく感じられました。
この日は少し肌寒いくらいの気温でしたが、登っているうちに体が温まり、途中でジャケットを脱ぐほど。
ちょっとした達成感もあって、しばらくその景色を眺めていました。

風紋を眺めながらのんびり散策
帰りは少し遠回りをして、砂丘ならではの風紋(ふうもん)を観察。

自然がつくる模様はとても繊細で、同じものが二つとない景色。
ただ歩くだけでも、ゆっくりとした時間が流れているように感じられました。
展望台でひと休み|白バラコーヒーと絶景
その後はロープウェイで砂丘展望台へ。
上には「砂丘センター見晴らしの丘」があり、レストランやお土産屋さんがあります。

※レストランの営業時間は11時〜14時なので注意が必要です
少し喉が渇いていたので、名物の白バラコーヒーを購入。
上から砂丘を眺めながら、ひとりでのんびりとひと休みしました。

こういう時間が持てるのも、ひとり旅ならではの贅沢だなと感じます。
鳥取砂丘の総合案内はこちら
砂丘センター見晴らしの丘の公式サイトはこちら
砂の美術館へ|スペインがテーマの圧巻の砂像に感動
砂丘を楽しんだあとは、すぐ近くにある砂の美術館へ。
見晴らしの丘から歩いてすぐなので、あわせて立ち寄りやすいスポットです。
砂の美術館は、「砂で世界旅行」をコンセプトに、毎年テーマを変えて展示が行われるユニークな美術館。
今年(2026年)のテーマはスペインでした。

ガウディ建築を砂で再現|サグラダ・ファミリアの迫力
私は以前スペインを訪れたことがあるのですが、やはり印象に残っているのはガウディ建築、特にサグラダ・ファミリア。
それが砂でどのように表現されているのか、とても楽しみにしていました。
展示室に入ってすぐ目に入るのが、「降誕のファサード」。
細部まで緻密に作り込まれていて、砂とは思えないほどの迫力です。

その裏は、サグラダ・ファミリア全体を表現した大きな作品になっていました。

スペインの歴史と文化を感じる繊細な砂像
館内にはほかにも、ガウディの建築やスペインの歴史・文化を題材にした作品が並びます。

どの作品も、砂と水だけ作ったとは思えないほど繊細で、思わず近くでじっくり見入ってしまうものばかり。

ひとつひとつの表情や装飾まで丁寧に表現されていて、想像以上に見応えのある展示でした。
スムーズに入館したい場合は前売りチケットを購入しておくと安心です。
公式サイトはこちら

砂丘コーヒーソフトでひと休み|ほんのりビターな味わい
美術館を出たあとは、すぐ近くのお店でひと休み。
「砂丘コーヒーソフトクリーム」をいただきました。

ソフトクリームの上に砂丘の砂で焙煎したコーヒーがかかっていて、ほんのり苦みがあり、大人っぽい味わい。
歩いたあとのちょっとしたご褒美にぴったりでした。
鳥取和牛のひとり焼肉|焼肉牛王で希少部位を堪能
夕食は、鳥取和牛を楽しみに焼肉へ。
鳥取は海鮮のイメージが強かったのですが、和牛も有名だと知り、せっかくならといただいてみることにしました。
今回選んだのは「焼肉牛王」。
カウンター席があるので、ひとりでも気兼ねなく焼肉が楽しめそうだと思い、事前に予約して訪問しました。
カウンター席&モバイルオーダーでひとりでも快適
店内にはカウンター席があり、ひとりでも入りやすい雰囲気。
注文はモバイルオーダー式で、自分のペースでゆっくり選べるのもありがたかったです。
周りを気にせず過ごせるので、ひとり焼肉でも落ち着いて食事ができました。

鳥取和牛の希少部位を食べ比べ
注文したのは、鳥取和牛の希少部位3点盛り。
この日はミスジ、クリミ、極上赤身の組み合わせでした。

そしてハラミを追加。

運ばれてきたお肉は、どれも見た目からして上質。
実際に食べてみると、脂がしっかりのっていてとてもやわらかく、ひと口ごとに満足感があります。

「お肉にあうご飯」が想像以上に良かった
白ご飯と迷って選んだ「お肉にあうご飯」は、タレが少しかかり、海苔とネギがのった一杯。
結果的にこれが大正解。

お肉の旨みとよく合って、ついつい食べ進めてしまいました。
キムチには鳥取名産の梨果汁が使われているそうで、
辛さの中にほんのり甘みがあって、お肉との相性も抜群でした。

ひとり焼肉だと種類をたくさん頼めないのは少し残念ですが、
その分、質のいいお肉をじっくり味わえるのはむしろ贅沢な時間だったように思います。
食後は砂プリンをお土産に|ホテルでゆっくりデザート時間
帰りに鳥取駅のコンビニに立ち寄り、「砂プリン」を購入。
このコンビニはお土産も充実していて、ちょっとした買い物にも便利でした。

ホテルに戻ってから、ゆっくりデザートタイム。
砂プリンは、プリンの上に砂丘に見立てたカラメルをかけて食べるスタイル。

とろとろのなめらかなプリンに、じゃりっとしたカラメルの食感が加わって、最後まで楽しめる一品でした。
1日目の宿泊|鳥取温泉 ホテルモナーク鳥取でゆっくり過ごす
今回の宿泊は「ホテルモナーク鳥取」にしました。
駅からも繁華街からも近く、アクセスが良い立地に加えて、敷地内から湧き出る自家源泉の温泉があるのが決め手です。
観光で歩き疲れたあと、ゆっくり体を休められそうだと思い選びました。
スーペリアルーム(セミダブル)|ひとりでもゆったり使える広さ
予約したのはスーペリアルームのセミダブル。
バスルームはややコンパクトですが、ベッドルームは想像していたより広く、キャリーケースも余裕で広げられるスペースがありました。
床がフローリングなのも清潔感があって個人的には好印象。

フロントではルームウェアか浴衣を選べるのも嬉しいポイント。
ルームウェアは大浴場だけでなく、朝食会場でも着用可能でした。

自家源泉の天然温泉|旅の疲れをしっかりリセット
ホテルの魅力のひとつが、敷地内から湧き出る天然温泉。
ビジネスホテルとは思えないほど大浴場は広く、サウナも完備されていました。
観光で歩き回ったあとの温泉はやっぱり格別。
ゆっくり湯船につかって、1日の疲れをしっかりリセットできました。
| 温泉 | 鳥取温泉(自家源泉) |
| 泉質 | ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(含食塩-硫泉) |
| 効能 | 慢性消化器病・慢性皮膚病・慢性婦人病 動脈硬化症・神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩 運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・きりきず やけど・痔疾・冷え症・病後回復期・疲労回復 健康増進・虚弱児童 |
朝食ビュッフェ|シンプルだけど気軽に楽しめる内容
朝食はレストランでビュッフェ形式。
品数はそれほど多くはありませんが、朝ごはんとしては十分な内容でした。
この日はランチに予約しているお店があったので、あえて軽めに。

鳥取名物のらっきょうやカレーもありましたが、今回は見送りました。
派手さはないものの、気軽に食べられて、ひとりでも落ち着いて過ごせる雰囲気。
食後には白バラヨーグルトをいただき、ゆったりとした朝の時間を過ごせました。

鳥取ひとり旅2日目|倉吉散策と三朝温泉で癒される
2日目は三朝温泉に宿泊予定。
倉吉駅からホテルの送迎をお願いしていたので、それまでの時間は倉吉の街をのんびり散策することにしました。
鳥取駅から倉吉へは、特急「スーパーはくと」で約30分。
車窓を眺めながらの移動も、ひとり旅ならではのゆったりした時間です。
そして鳥取といえば、漫画『名探偵コナン』の作者・青山剛昌さんの出身地。
その影響もあって、駅や街のあちこちでコナンのキャラクターを見かけます。
ホームで電車を待っていると、向かいにはコナンのラッピング列車が。

さらに、私が乗車したスーパーはくともコナン仕様で、思いがけずちょっと楽しい移動時間になりました。

倉吉・白壁土蔵群をのんびり街歩き|どこか懐かしい町並み
倉吉駅からバスで約15分。
白壁土蔵群に到着すると、そこにはどこか懐かしさを感じる町並みが広がっていました。
白い壁の土蔵や、落ち着いた色合いの建物が並び、歩いているだけでゆったりとした時間が流れているような感覚になります。
このあたりは、江戸から明治にかけての建物が多く残るエリアで、現在は国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されているそうです。

観光地ではあるものの、にぎやかすぎず、ひとりで静かに歩くのにちょうどいい落ち着いた雰囲気でした。
豊田家住宅|中庭が美しい町屋建築
通りを歩いていると、見学できる建物のひとつ「豊田家住宅」があり、立ち寄ってみることに。
かつて呉服屋を営んでいた住宅で、1900年に建てられた母屋は、倉吉の伝統的な町屋建築だそうです。
建物の中に入ると、中庭を囲むように母屋と離れが配置されていて、その間をつなぐ小さな橋がとても印象的でした。

派手さはないけれど、静かで落ち着いた美しさがあって、
しばらくその空間に身を置いていたくなるような場所でした。
倉吉名物・餅しゃぶランチ|清水庵で味わうここだけの一品
白壁土蔵群を散策したあとは、ランチへ。
訪れたのは、創業100年以上という歴史ある町家のお店「清水庵」です。

趣のある建物の中でいただけるのが、ここでしか食べられない名物「餅しゃぶ」。
見た目も楽しい“十二単”の餅しゃぶ
「餅しゃぶ」は十二単をイメージした色とりどりのお餅を、出汁にくぐらせていただく料理。
見た目も華やかで、運ばれてきた瞬間に思わず目を引かれます。

今回私が注文したのは、基本の餅しゃぶに豚肉とうどんがセットになった「マーブルポーク餅しゃぶ」。

セットには「茶碗蒸し」と「とち餅のしょうがあん」もついていて、思っていた以上にしっかりとした内容でした。

鍋は2つに分かれていますが、出汁は同じもの。
お肉のアクが気になる場合は分けて使えるようになっているそうです。
味付けはシンプルに出汁のみで、つけダレはなし。
それでもしっかりとした旨みがあり、素材の味をそのまま楽しめるやさしい味わいでした。
お餅はやわらかく、出汁とよくなじんで、するすると食べられます。
気づけば最後まで飽きることなく、ゆっくり味わっていました。
おひとりさまでも安心|落ち着いて食事ができる空間
お鍋料理ですが、おひとりさまでも利用可能で、事前予約もできます。
注文はタブレット式なので、自分のペースでゆっくり選べるのも嬉しいポイント。
店内も落ち着いた雰囲気で、ひとりでも気兼ねなく過ごせました。
なしっこ館で梨の食べ比べ|鳥取らしさを満喫できるスポット
ランチのあとは、「エースパックなしっこ館」へ。
白壁土蔵群からはバスで5分ほど、歩いても15分くらいの場所にあります。
名前の通り“梨”をテーマにしたミュージアムで、鳥取名産の梨を楽しめるスポットです。
20世紀梨の巨木がお出迎え
入場料は大人300円。
館内に入ると、まず目に入るのが大きな20世紀梨の木。
館内いっぱいに枝が伸びていて「こんなに立派に育つのか」と少し驚きました。

館内には、梨のルーツや栽培方法についての展示もあり子どもでもわかりやすい内容になっています。
梨の種類の多さにびっくり
展示スペースには、日本や世界の梨のレプリカが。

普段スーパーで見かける種類くらいしか知らなかったので、「梨ってこんなに種類があるんだ」と驚きました。
鳥取県産の梨を3種類食べ比べ
楽しみにしていたのが、梨の食べ比べコーナー。
一年を通して鳥取県産の梨を食べ比べできるそうで、この日は「新雪」「愛宕」「王秋」の3種類。

どれも初めて食べる品種でしたが、甘さや食感がそれぞれ違っていて、食べ比べてみると面白い。
よい体験になりました。
食後にぴったりだった梨ソフト
帰りには館内のフルーツパーラーへ。
ミュージアムショップとフルーツパーラーは、入場券がなくても利用できます。
本当は梨のミニパフェを食べたかったのですが、14時頃にはすでに売り切れていました。
人気なんですね。
「梨ソフト」の小をいただきました。

さっぱりした甘さで、食後のデザートにちょうどよかったです。
三朝温泉街をのんびり散策|レトロな温泉街でゆったり時間
三朝温泉へは、倉吉駅から車で約20分。
今回は宿泊するホテルの送迎をお願いしていたので、移動もスムーズでした。
ホテルにチェックインしたあとは、さっそく温泉街を少し散策してみることに。
「三朝温泉」は世界屈指の放射能泉として知られる温泉地。
高濃度のラドンを含むことで有名で、「三たび朝を迎える頃には元気になる」という言い伝えから「三朝温泉」という名前がついたそうです。
どこか懐かしい、昔ながらの温泉街
温泉街は昔ながらのレトロな雰囲気。
三朝川沿いに旅館やお店が並び、歩いているだけでもどこか懐かしい気持ちになります。

川にかかる「かじか橋」には足湯もあり、川をながめながらのんびり足湯に浸かることもできます。

三朝ヨーグルトに寄り道
温泉街を歩いていると、昔ながらのスナックなどが並ぶ中に
少しおしゃれな雰囲気の「三朝ヨーグルト」を発見。

イートインもできますが、私はテイクアウトして、温泉に入ったあと部屋でゆっくりいただくことにしました。

購入したのはヨーグルトとバターサンドクッキー。
ヨーグルトはギリシャヨーグルトのように濃厚でもっちりしていました。
夜は橋や川沿いがライトアップされていて、部屋から見える景色もとても雰囲気がありました。
この日はホテルと温泉が快適すぎて、夜は外に出ず部屋でのんびり過ごしました。
それもまた、贅沢な時間だった気がします。
三朝温泉の公式サイトはこちら
2日目の宿泊|三朝温泉 清流荘で温泉三昧
三朝温泉で宿泊したのは「清流荘」。
この宿を選んだ理由は、ひとり旅向けの宿泊プランがあり、一人でも気兼ねなく過ごせそうだと感じたからです。

実際に宿泊してみると、ゴールデンウィーク中にもかかわらず、宿泊客は男女ともにひとり旅の方がかなり多い印象。
スタッフの方の距離感もちょうどよく、必要な案内は丁寧ですが過剰すぎず、一人でもとても居心地よく過ごせる宿でした。
チェックイン後はスタッフの方が部屋まで館内を案内してくれます。
まず最初に選ぶのが浴衣。
浴衣は5種類、帯は4種類あり、サイズもS・M・Lから選べました。
私が選んだ浴衣はこちら。

和室のお部屋|三朝川を眺めながらゆったり
お部屋はスタンダードな和室タイプ。
広縁もあり、一人で過ごすには十分な広さでした。

窓の外には三朝川。
温泉に入ったあと、川を眺めながらぼんやり過ごす時間がとても心地よく、つい何もしない時間を楽しみたくなります。

畳の部屋で足を伸ばして過ごせるのも、やっぱり温泉旅館ならではですね。
お部屋でいただく夕食|地元食材を味わう贅沢時間
夕食はなんとお部屋食。
ひとり旅では食事会場に少し気を使うこともあるので、これはとても嬉しいポイントでした。
周囲を気にせず、自分のペースでゆっくり食事ができるのは本当にありがたいです。
料理は地元食材を使った和食のコースです。
前菜と食前酒

新鮮なお刺身。

鳥取和牛の陶板焼き
お肉はとても柔らかくておいしかった。

のどぐろの煮つけと茶碗蒸し

大山鶏の釜めし
火をつけて約20分。お釜で炊き上がります。

ごはんが炊き上がるころにお吸い物が運ばれてきます。

デザートはイチゴプリンでした。白いけどイチゴの味がちゃんとしました。

食事はどれもおいしくボリューム満点で大満足でした。
スタッフの方が出入りするのは最小限で自分のペースでゆっくり食事ができました。
温泉三昧を満喫|5つのお風呂でのんびり過ごす
清流荘の魅力は、なんといっても温泉。
男女入れ替え制の2か所含み館内には5か所のお風呂があります。
泉質は同じですが、露天風呂だったり大浴場だったり、それぞれ違った雰囲気が楽しめました。
貸切風呂でゆっくり過ごす贅沢時間
さらに嬉しかったのが貸切風呂。
通常は事前予約制の有料サービスのようですが、私の宿泊プランには含まれていたようで、
チェックイン時に「貸切風呂をご用意しています」と案内があり、思いがけず嬉しいサービスでした。
貸切風呂も複数あり、屋内タイプか露天タイプを選べます。
私は夕食後の混みそうな時間帯に、露天タイプを利用しました。

外は少し肌寒く、お湯はやや熱め。
その温度差がとても気持ちよく、つい長湯したくなる心地よさでした。
45分制ですが、十分ゆったり過ごせます。
大浴場もほぼ貸切状態でのんびり
大浴場や露天風呂には、夕食前と翌朝に入りました。
タイミングが良かったのか、5か所に分散されるからなのか、数人とすれ違う程度でほぼ貸切状態。
静かな空間で、のんびり温泉を楽しむことができました。
朝の露天風呂は清々しく湯舟につかりながらのんびり外を眺めているだけで癒されました。
飲泉体験も|クセがなく飲みやすい温泉
三朝温泉の放射能泉は、無色透明でほとんどにおいはありません。
飲泉も体によいそうで、露天風呂へ向かう途中に飲泉場があったので試してみました。
クセもなく飲みやすくて、温泉地ならではの体験ができたのもよかったです。
1泊ではすべてのお風呂を回りきれなかったのが少し心残り。
連泊している方が多いのも納得でした。
| 源泉名 | 三朝温泉 清流荘 地の恵源泉 |
|---|---|
| 泉 質 | 含放射能/ナトリウム・塩化物泉 |
| 効 能 | 慢性リウマチ・神経痛・痛風・高血圧症・動脈硬化・糖尿病・ 気管支喘息・消化器系疾患・肝臓疾患・胆道疾患・肩こり・ 腰痛・冷え性疲労回復など |
朝食会場もおひとりさまが多く居心地よし
朝食は食事会場でいただきます。
宿泊客はミドル世代が多い印象で、見た感じ半分くらいがおひとりさまのようでした。
一人でもまったく気を使わず過ごせる雰囲気です。
朝食は和食中心のセットメニュー。
ご飯は白ご飯か、とろろ麦ご飯を選べるスタイル。
私はもちろん、とろろ麦ご飯を選びました。
ご飯とお味噌汁はおかわり自由とのこと。

豆乳鍋は、湯葉ができるのをすくいながらいただきます。

とろろは鳥取名物でもありますし、朝からちょっと嬉しい気分になります。
朝食後は、ロビーで「ラジウムコーヒー」のサービスもありました。
水の影響なのか、豆の特徴なのかわかりませんが、苦みや酸味が強すぎず、とてもまろやかで飲みやすいコーヒーでした。

温泉、お料理、そして居心地の良さ。
ひとり客が多いのも納得の、ゆっくり滞在したくなる宿でした。
鳥取ひとり旅3日目|コナン駅と牛骨ラーメンで旅を締めくくる
最終日はホテルの送迎で倉吉駅へ。
飛行機まで少し時間があったのですが、この日は特に予定を決めていませんでした。
実は、倉吉に新しくできた鳥取県立美術館に行くか少し迷っていたのですが、
移動時間や費用、その後の空港までのアクセスを考えて、今回は「コナン駅」に行ってみることに。
コナン駅(由良駅)にある「青山剛昌ふるさと館」前から空港行きバスの始発が出る場所でもあり、帰りの移動がしやすいのも決め手でした。
鳥取といえば、『名探偵コナン』の作者・青山剛昌さんの出身地。
私は“コナン大好き”というほどではなく、アニメを時々見るくらい。
登場人物やストーリーはなんとなくわかる、というライトなファンです。
そんな自分でも楽しめるのかなと思いながら、気軽な気持ちで向かってみました。
コナンロードを歩くだけでも楽しい|街じゅうコナンの世界
コナン駅(由良駅)までは、倉吉駅から電車で約10分。
ただ、本数はかなり少なめで、私は駅で20分ほど待つことになりました。
地方旅ならではですね。
駅に到着すると、まず目に入るのが「コナン駅」の文字。

駅前にはコナン君のオブジェもあり、到着した瞬間から“コナンの町”という雰囲気です。
駅から青山剛昌ふるさと館へ続く道は「コナンロード」と呼ばれていて、
道沿いには少年探偵団のオブジェや、コナンデザインのマンホールなどが点在しています。

「ここにもコナン」「あそこにもコナン」という感じで、歩いているだけでも結構楽しい。
米花商店街もコナンづくし
途中には「コナンの家 米花商店街」もあり、「喫茶ポアロ」やカフェ、お土産ショップなどが並んでいました。
「喫茶ポアロ」はかなりの行列。

工藤家もインターフォンを押すとキャラクターが応答してくれるそうで、こちらも順番待ちになっていました。

私はそこまで熱心なファンではないのですが、それでも世界観を楽しめるのが面白いところ。
街全体でコナンを盛り上げている感じが伝わってきました。
2027年春には青山剛昌ふるさと館が米花商店街近くへ移転予定とのことで、周辺では工事も行われていました。
青山剛昌ふるさと館は大人気|今回は外観だけ楽しむことに
せっかくなので青山剛昌ふるさと館まで行ってみたのですが、かなりの行列。
入館には事前チケット、もしくは当日の整理券が必要だったようです。
今から整理券を取ると飛行機の時間に間に合わなくなりそうだったため、今回は入館を断念。
それでも、周辺には怪盗キッドや阿笠博士のオブジェなどがあり、にわかファンの私には十分楽しめる雰囲気でした。

青山剛昌ふるさと館の公式サイトはこちら
道の駅で鳥取名物・牛骨ラーメンランチ
ふるさと館の隣には「道の駅」があり、少し立ち寄ってみることに。
レストランには鳥取名物のメニューが並んでいて、ずっと気になっていた「牛骨ラーメン」をここでいただきました。

実は空港で食べることも考えていたのですが、結果的にはここで食べて正解。
空港のラーメン店は少し混雑していて、飛行機の時間を考えると余裕がなさそうだったので、先に食べておいて助かりました。
牛骨ラーメンはかなりあっさり。
やさしい味わいで、とても食べやすかったです。
空港ですなば珈琲|最後まで“鳥取らしさ”を満喫
無事に空港行きのバスに乗り、鳥取砂丘コナン空港へ。
空港行きのバスは飛行機の時間に合わせて運行しているので、到着してからの時間はそれほど長くありません。
それでも、最後にもうひとつ鳥取らしいものを楽しみたくて、「すなば珈琲」に立ち寄りました。
カフェスペースはかなり混んでいたので、今回はテイクアウトを利用。
定番の「砂焼きコーヒー」を選びました。

鳥取砂丘の砂で焙煎したコーヒーだそうで、苦みや酸味が強すぎず、とても飲みやすい味わい。
旅の最後にほっとひと息つくのにぴったりでした。
搭乗までの間は、空港内にあるコナンスポットも見学。

空港も電車も街中も、本当に“コナンづくし”だった今回の鳥取旅。
砂丘、温泉、海鮮、和牛、梨、そしてコナン。
観光もグルメも温泉もバランスよく楽しめて、ひとりでもとても過ごしやすい旅先でした。
まとめ|50代ひとり旅の鳥取旅は“癒し”と“美味しい”が詰まっていた
今回の鳥取ひとり旅は、ずっと行ってみたかった鳥取砂丘から始まり、倉吉の町歩き、三朝温泉、そしてコナンスポット巡りまで、想像以上に充実した3日間になりました。
鳥取というと「砂丘」のイメージが強かったのですが、実際に訪れてみると、
- 新鮮な海鮮
- 鳥取和牛
- 梨スイーツ
- 牛骨ラーメン
- 温泉
と、美味しいものもたくさん。
さらに、三朝温泉では静かな時間をゆっくり楽しむことができて、“心を整えるひとり旅”という今回の旅のテーマにもぴったりでした。
また、今回感じたのは、鳥取はひとり旅でもとても過ごしやすい場所だということ。
カウンター席のある飲食店や、おひとりさま向けプランのある温泉宿もあり、周囲を気にせず自分のペースで旅を楽しめました。
予定を詰め込みすぎず、その時の気分で動けるのもひとり旅の魅力。
コナン駅へ急きょ行ってみたり、温泉宿でのんびり過ごしたり。
そんな自由な時間も含めて、思い出に残る旅になりました。
47都道府県ひとり旅、20県目となった鳥取県。
派手な観光地というより、“ゆっくり過ごしたい大人のひとり旅”にぴったりの場所だった気がします。
次はどんな景色や美味しいものに出会えるのか。
次のひとり旅も楽しみです。
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