47都道府県を公共交通機関で巡るひとり旅も、今回で21県目となりました。
今回訪れたのは岡山県。
今回の岡山ひとり旅は、歴史ある街並みを歩き、美術館で静かな時間を過ごし、ご当地グルメを味わう、そんなゆったりとした1泊2日になりました。
岡山城や後楽園、倉敷美観地区などの定番観光地はもちろん、フルーツパフェやえびめし、デミカツ丼など岡山ならではのグルメも満喫。
特に倉敷美観地区は、目的地を決めずに歩くだけでも楽しく、のんびり過ごしたいひとり旅にぴったりの場所でした。
この記事では、実際に巡ったルートやグルメ、宿泊したホテルの感想を交えながら、岡山ひとり旅の様子をご紹介します。
これから岡山や倉敷を旅してみたい方、ひとり旅を計画している方の参考になればうれしいです。
旅行日程概要
倉敷はひとり旅の人も多く、初心者にもぴったりです。
食べ歩きグルメやカフェなども多く、ひとりでも気兼ねなく食事したり休憩できました。
| 日程 | 行程内容 |
| 1日目 | 岡山駅 → ランチ「えびめし」 → 岡山城 → 後楽園 → 「桃パフェ」→ 倉敷へ移動 → 美観地区散策 → 手デニムまん → 夕食「ぶっかけうどん」 → 宿泊「倉敷アイビースクエア」 |
| 2日目 | 美観地区散策 (川舟めぐり → ランチ「デミカツ丼」 → 大原美術館など)→ 帰路 |
岡山ひとり旅1日目|岡山城と後楽園を散策
初日は岡山駅周辺を観光しました。
新幹線で岡山駅に到着したのは11時過ぎ。
まずは少し早めのランチを済ませてから、岡山城と後楽園へ向かうことにしました。
岡山城周辺へは路面電車で移動。
路面電車に乗ると旅先に来た実感がわいてきます。

烏城珈琲店で岡山名物えびめしランチ
ランチに訪れたのは「烏城珈琲店」。
路面電車の城下電停を降りてすぐの場所にあり、岡山城観光の前に立ち寄るのにぴったりのお店です。

お昼前だったこともあり、店内はまだ比較的空いていました。
一人席もあり、おひとりさまでも利用しやすい雰囲気です。
今回注文したのは、岡山名物の「えびめし」。

実は今回の旅行を計画するまで、えびめしの存在を知りませんでした。
運ばれてきたのは、真っ黒なご飯の上にエビがのったインパクトのある見た目。
最初は「どんな味なんだろう?」と想像がつきませんでした。
食べてみると、カレーのようでカレーではない、不思議なスパイシーさ。
辛さはほとんどなく、どこか懐かしさを感じる味わいでした。
うまく説明するのが難しいのですが、子どもの頃に食べた給食のカレーピラフを少し思い出すような感じ。
えびめしにはエビフライをトッピングしたボリューム満点のメニューもあり、少し心が揺れました。
ただ、このあと岡山名物のパフェを食べる予定だったので、今回はシンプルなえびめしを選択。
旅先では「あれもこれも食べたい」と欲張りたくなりますが、限られた胃袋と相談しながらお店を選ぶのもまた楽しいものです。
結果的に、この選択は大正解でした。
なお、私が訪れた時の支払い方法は現金またはPayPayのみでした。
最近は現金を使う機会が減ったので、旅行のときは少しだけ現金を持っておく大切さを改めて感じました。
岡山城を見学|黒い天守「烏城」の美しさに惹かれる
烏城珈琲店でランチを済ませたあと、歩いて岡山城へ向かいました。
お堀沿いまで来ると、まず目に飛び込んでくるのが黒い天守。
岡山城はその黒い外観から「烏城(うじょう)」とも呼ばれているそうです。
白いお城が多い中、黒い天守はとても存在感があり、どこか凛としたかっこよさを感じました。

現在の天守は戦災で焼失した後に再建されたものですが、築城当時の石垣も残されていて、歴史を感じることができます。

城内は展示スペースになっていて、岡山城の歴史や城下町の様子などを学べるようになっています。
エレベーターが設置されているので、階段が心配な方でも安心して見学できるのはうれしいところ。
館内は冷暖房も完備されていて、暑い日や寒い日でも快適に過ごせます。
刀や鉄砲を持つ体験コーナーや、駕籠(かご)に乗れる展示もあり、思った以上に楽しみながら見学することができました。

最上階の展望フロアからは、お堀の向こうに後楽園が見えます。

城主たちもこんな景色を眺めていたのかなと思いながら、しばらく景色を眺めていました。
岡山城の公式サイトはこちら
日本三名園・後楽園をのんびり散策
岡山城を見学したあとは、すぐ隣にある後楽園へ向かいました。
後楽園は、水戸の偕楽園、金沢の兼六園と並ぶ日本三名園のひとつ。
実際に歩いてみると想像していた以上に広く、庭園というより大きな公園のような開放感があります。
園内を隅々まで歩くこともできますが、私は気になった場所で立ち止まりながら、景色をゆっくり眺めて過ごしました。

訪れたのは6月。
花の見頃は菖蒲くらいでしたが、一面に広がる新緑がとても美しく、歩いているだけでも気持ちが落ち着きます。

この日は「晴れの国・岡山」らしい青空が広がり、まるで夏のような暑さ。
岡山城の見学で少し疲れていたこともあり、木陰のベンチで風に吹かれながらしばらく休憩しました。
観光地ではつい「あれも見なきゃ」と急ぎがちですが、後楽園は景色を眺めながらのんびり過ごす時間がよく似合う場所だなと感じます。
園内には茶店や休憩できる場所も点在しているので、冷たい飲み物や甘味をいただきながらゆっくり過ごすのもおすすめです。
岡山城から続けて見学できるので、歴史や庭園に詳しくなくても十分楽しめるスポットでした。
岡山後楽園の公式サイトはこちら
岡山名物の桃パフェを堪能|さんすて岡山「からふね屋CAFE」
フルーツ王国・岡山に来たら、やはり旬のフルーツを使ったパフェは外せません。
今回の旅でも、フルーツパフェを食べることは出発前から楽しみにしていたことのひとつでした。
この日は6月とは思えないほどの暑さ。
後楽園を歩いたあとだったこともあり、冷たいスイーツがますます恋しくなります。
本当はいくつか気になるカフェもあったのですが、かなり歩いて少し疲れていたことと、このあと倉敷へ移動する予定だったこともあり、岡山駅直結のさんすて岡山にある「からふね屋CAFE」に立ち寄ることにしました。
パフェの種類がとても豊富で、メニューを見ながらしばらく悩みましたが、せっかくなのでさんすて岡山限定の「桃パフェ」を注文。

アイスやジュレなどさまざまな形で岡山県産の桃が使われていて、桃好きにはたまらないパフェでした。
ひと口食べるたびに桃の香りが広がり、歩き疲れた体にもやさしい甘さです。
店内はかわいらしい雰囲気で若い女性のお客さんが多かったものの、駅ビルのお店ということもあり、男性のひとり客の姿もちらほら。
私のようにひとりでパフェを楽しんでいる人もいて、周囲を気にせずゆっくり過ごすことができました。
旅先では「次の予定」や「移動時間」を考えてお店を選ぶこともありますが、駅ナカで気軽に岡山らしいスイーツを味わえるのはうれしいですね。
からふね屋CAFEさんすて岡山店の食べログはこちら
倉敷へ移動|夕方の美観地区を少しだけ散策
桃パフェでひと休みしたあとは、この日の宿泊地である倉敷へ向かいました。
岡山駅から倉敷駅まではJRで約16分。意外とあっという間です。
ホテルに荷物を預けて美観地区へ向かいましたが、すでに17時近く。
美観地区のお店は18時頃に閉店するところも多いため、本格的な散策は翌日に回すことにしました。
観光客の姿も少し落ち着いてきていて、静かな雰囲気が流れていました。
翌日の散策を楽しみにしながら、この日は気になっていたお店を少しだけのぞいてみることにしました。

早めの夕食を終えてホテルへ戻る前に、もう一度だけ美観地区へ立ち寄ってみました。
夕暮れの倉敷はとても静かで、昼間の賑わいとはまた違った雰囲気でした。

倉敷デニムストリートで名物「デニムまん」を味わう
まず向かったのは、美観地区の人気スポット「倉敷デニムストリート」。
倉敷といえばデニムの町としても知られていて、デニムをテーマにしたお店が並んでいます。
私のお目当ては名物の「デニムまん」。

鮮やかな青色の肉まんはかなりインパクトがありますよね。
正直、青い肉まんはあまり食欲をそそる色ではありません。
見た目のインパクトとは裏腹に、味はいたって普通の美味しい肉まんでした。

旅先では、その土地ならではの名物をひとつでも体験してみたくなりますが、デニムまんはまさにそんな「話のネタにもなるご当地グルメ」。
夕方の美観地区を歩きながら食べるのにちょうどいいサイズでした。
倉敷名物ぶっかけうどんを味わう|ぶっかけ庵ふるいち
桃パフェにデニムまんと、おやつをしっかり楽しんだので、夕食は少し軽めにしようと思い、倉敷名物のぶっかけうどんを食べることにしました。
訪れたのは「ぶっかけ庵ふるいち」。美観地区から徒歩10分ほどの場所にあります。
ぶっかけうどんは、名前の通りうどんにつゆをかけていただく倉敷のご当地グルメ。
温かいものと冷たいものがありました。
私が選んだのは、冷たいぶっかけうどんと海老天盛りのセット。
「夕食は軽めに」と思っていたはずなのですが、海老天に惹かれてついセットを注文してしまいました。

冷たいうどんはコシがあり、少し甘めのつゆがよく合います。
シンプルな料理ですが、うどんそのもののおいしさがしっかり感じられました。
つゆもとても美味しく飲み干してしまうほど。
揚げたての海老天もサクサクで、気がつけば「軽めの夕食」どころかしっかり満腹になりました。
店内にはカウンター席があり、注文もタブレット式。
ひとりでも気兼ねなく食事ができる雰囲気で、とても利用しやすいお店でした。
なお、私が訪れた時の閉店時間は19時。
夕食に利用する場合は少し早めの時間帯に訪れるのがおすすめです。
岡山名物のえびめしに続き、倉敷名物のぶっかけうどんも味わうことができて、1日目のグルメも大満足でした。
宿泊|倉敷アイビースクエア
倉敷で宿泊したのは「倉敷アイビースクエア」です。
美観地区の中にあり、観光の拠点として便利なだけでなく、明治時代の倉敷紡績所の建物を再利用した歴史あるホテルでもあります。

「せっかく倉敷に泊まるなら、美観地区の雰囲気をそのまま楽しめるホテルに泊まりたい」と思い、こちらを選びました。
実際に泊まってみると、観光にも便利でひとり旅でもとても過ごしやすいホテルでした。
倉敷アイビースクエアの公式サイトはこちら
美観地区に泊まる|歴史的建造物を再生したホテル
アイビースクエアは美観地区の中にある複合観光施設で、明治時代の倉敷紡績所(現クラボウ)の工場を保存・再生した施設です。
「アイビー」とはツタのこと。
赤レンガの建物を覆う緑のツタが印象的で、倉敷らしいレトロな雰囲気が漂っています。

実際に目の前にすると想像以上に素敵な建物で、「今日はここに泊まるんだ」と思うだけで気分が上がりました。
館内のロビーも落ち着いた雰囲気で、ゆっくりとした時間が流れています。

敷地内には「愛美赤煉瓦館」やショップ、コンビニなどもあり、ホテルの中を散策するだけでも楽しめます。
美観地区の観光にも便利なので、倉敷らしい雰囲気を味わいながら宿泊したい方にぴったりのホテルだと思いました。
客室|リニューアルされたシングルルームで快適に過ごす
歴史的な建物なので、正直なところ客室は少し古いのかなと思っていました。
ところが、2020年に全館リニューアルされていて、客室はとてもきれい。
良い意味で期待を裏切られました。
今回宿泊したのはシングルルーム。
木目調のナチュラルなインテリアでまとめられていて、落ち着いた雰囲気です。

ベッドもゆったりしていて、一日歩き回ったあとも部屋でのんびり過ごすことができました。

荷物を整理したり、翌日の予定を確認したりしながら、自分のペースでゆっくり過ごせる空間でした。
部屋はユニットバスですが、館内には大浴場もあります。
私も観光から戻ったあとに利用しましたが、歩き疲れた体をゆっくり休めることができました。
歴史的な建物という雰囲気を楽しみながらも、客室は快適。ひとり旅でも安心して泊まれるホテルだと感じました。
朝食ビュッフェ|岡山の味を楽しめる充実の朝ごはん
朝食はビュッフェスタイルです。
会場となるレストランも、明治時代の紡績工場をリノベーションした建物で、クラシックな雰囲気。
歴史あるレンガ造りの空間でいただく朝食は、どこか特別感があります。
料理は想像していた以上に種類が豊富で、岡山らしい食材や郷土料理も楽しめました。
アイビースクエア特製の自家製豆腐をはじめ、ままかりやさわらなど岡山ならではの味も並びます。
ご飯が白飯だけでなくタコ飯があったことや、お味噌汁ではなく豚汁だったのもうれしいポイントでした。

この日のランチは倉敷の名物グルメを食べる予定だったので、朝食は少し控えめにするつもりだったのですが、ついあれこれ取ってしまい結局しっかり満腹に。
旅先の朝食ビュッフェは、つい食べ過ぎてしまいますね。
歴史ある建物の雰囲気を楽しみながら、岡山らしい朝ごはんも味わうことができて大満足。
アイビースクエアは美観地区をゆっくり楽しみたいなら、宿泊して正解だったと感じたホテルです。
岡山ひとり旅2日目|倉敷美観地区をじっくり散策
2日目は朝から倉敷美観地区をゆっくり巡りました。

白壁の蔵屋敷やなまこ壁の建物が並ぶ町並みは、歩いているだけでも絵になります。

歴史的な建物の中にはカフェやショップ、美術館などが入り、古い町並みと新しいお店が自然に調和しているのも倉敷らしい魅力。
どこを歩いても景観に統一感があり、まるでひとつのテーマパークのようでした。
朝から並んで乗船券を確保|くらしき川舟流し
倉敷に来たらぜひ乗ってみたかったのが「くらしき川舟流し」です。
とても人気があり事前予約はできないため、当日乗船券を購入する必要があります。
チケットは朝9時から倉敷館観光案内所で販売されています。
私は朝食を食べたあと、散歩がてら8時40分頃に向かったのですが、すでに10組ほどが並んでいました。
無事に乗船券を購入したあとは、いったんホテルへ戻って休憩。
宿泊していたアイビースクエアは観光案内所から徒歩10分もかからない場所にあるため、お店がオープンする時間まで部屋でゆっくり過ごすことができました。
美観地区の中に泊まるメリットを実感した瞬間です。
私が訪れた日は昼過ぎには乗船券が完売していたので、休日や観光シーズンは早めに並ぶのがおすすめです。
川舟では船頭さんの案内を聞きながら、約20分ほど倉敷川をゆっくり進みます。
川面に近い低い目線から見る白壁の町並みは、歩いているときとはまた違った景色。

のんびり流れる時間も心地よく、倉敷らしい風景をゆっくり楽しむことができました。
くらしき川舟流しの公式サイトはこちら
井上家住宅で町家建築を見学|当主の案内で暮らしを知る
川舟のあとは「井上家住宅」を見学しました。
井上家住宅は江戸時代から村役人を務めていた旧家で、現在は国の重要文化財に指定されています。
倉敷の伝統的な町家建築を見学できる貴重な場所です。

私が訪れたときは、ちょうど16代目当主の方によるガイドが始まったところで、途中から参加することができました。
当主のお父様(15代目当主)は実際にこの家で子ども時代を過ごされたそうで、現代の生活に合わせて改修されていた部分を、後に江戸時代の姿へ復元したというお話も聞くことができました。

建物の中には階段下の収納や、使いやすく工夫された造りが随所に見られます。

台所には大きな備前焼の水がめが置かれ、水回りも使いやすいよう工夫されていました。

収納が多く、暮らしやすさを考えた造りでありながら、欄間や建具などには意匠へのこだわりも感じられます。
ただ建物を見るだけでは気づかないことも、実際にこの家にゆかりのある方のお話を聞きながら見学することで、当時の暮らしがより身近に感じられました。
倉敷の町並みを歩くだけでも十分楽しいのですが、こうした建物の内部を見学すると、この町がどのように発展してきたのかをより深く知ることができると思います。
井上家住宅の公式サイトはこちら
岡山名物デミカツ丼を味わう|カフェレストギャラリー杏
ランチは今回の旅でぜひ食べたいと思っていた岡山名物のデミカツ丼。お店選びに迷いましたが、アイビースクエアのすぐ近くにある「カフェレストギャラリー杏」を訪れました。
美観地区にはおしゃれなカフェや食べ歩きのお店も多く、食事をする場所には困りません。
実際、歩いているだけでも気になるお店がたくさんありましたが、「せっかく岡山に来たのだからデミカツ丼は食べておきたい」と思い、こちらのお店を選びました。
揚げたてのカツにたっぷりとかかったデミグラスソースが食欲をそそります。

店内にはカウンター席もあり、ひとりでも入りやすい雰囲気。
観光の合間でも気兼ねなく食事ができるのは、ひとり旅にはうれしいポイントです。
1日目のえびめしに続き、岡山で食べたかったご当地グルメを無事に制覇できました。
ギャラリー杏の食べログはこちら
大原美術館で名画鑑賞|旅先で過ごす静かな時間
倉敷に来たら一度は訪れてみたかった大原美術館。
モネやセザンヌ、エル・グレコなど、美術に詳しくない人でも名前を聞いたことがあるような名画を鑑賞することができます。
館内は本館のほか、工芸館や児島虎次郎記念館もあり、見応えは十分です。

私は美術館へ行くのが好きなので、旅先でも時間があれば立ち寄ることがあります。
ただ、この日は朝から美観地区を歩き回っていたこともあり、じっくり作品と向き合うというより、ゆっくり館内を巡るような鑑賞になりました。
それでも静かな空間で名画を眺める時間は心地よく、観光地のにぎわいから少し離れて気持ちを落ち着かせることができました。
旅先では予定を詰め込みすぎず、その日の気分で過ごし方を変えられるのもひとり旅のよいところですね。
大原美術館の公式サイトはこちら
大原本邸を見学|和洋折衷の建築と庭園に癒される
大原美術館の向かいにある「語らい座 大原本邸」にも立ち寄りました。
大原家は倉敷紡績(現クラボウ)を設立したほか、大原美術館や銀行、病院、新聞社などを創設し、倉敷の発展に大きく貢献した名家です。
その本邸を見学できると知り、せっかくなので訪れてみることにしました。

実は私は明治から大正時代の建物が好きで、特に当時の裕福な家に見られる和洋折衷の雰囲気に惹かれます。
広い敷地内には母屋や離れ、蔵、庭園などがあり、石畳の小道を歩きながらゆっくり見学できます。
蔵や離れの中には大原家の歴史を紹介する展示やブックカフェもあり、邸内でありながら小さな町を散策しているような感覚になりました。

なかでも印象に残ったのは離れ座敷から眺める庭園です。

静かな空間に座って庭を眺めていると、時間がゆっくり流れていくような気がして、しばらくその場を離れたくなくなりました。

美観地区のにぎわいとは少し違う落ち着いた空気があり、個人的には今回の倉敷散策の中でも特に心に残った場所です。
大原本邸の公式サイトはこちら
パフェは断念…スイカジュースでのんびりひと休み
フルーツ王国・岡山に来たからには、もうひとつ季節のパフェを食べたいと思っていました。
向かったのは倉敷の人気店「くらしき桃子」。美観地区には複数店舗がありますが、大原本邸から近い総本店を訪れました。
ところが、14時半頃に到着するとカフェ利用は整理券制。店内のモニターには約1時間待ちと表示されていました。
さらに、食べてみたかったマンゴーパフェなど人気メニューはすでに売り切れ。
帰りの新幹線の時間を考えると1時間待つのは難しく、朝食もランチもしっかり食べていたので、大きなパフェを食べ切れるかも少し不安でした。
今回は思い切ってパフェは断念。
ひとり旅は予定を自由に変えられるのも魅力ですよね。
歩き疲れていたこともあり、その日のおすすめだったスイカジュースをテイクアウトしました。

観光案内所の2階には無料の休憩スペースがあり、窓から美観地区の景色を眺めながらしばらくのんびり。


冷たいスイカジュースが暑さで火照った体に染みわたり、とてもおいしく感じました。
パフェは食べられませんでしたが、この2日間で岡山グルメは十分満喫。
くらしき桃子はパフェだけでなく、フルーツドリンクやソフトクリームなどのテイクアウトメニューも充実しています。
店舗によって提供メニューも異なるので、お目当てのパフェがある方は事前に調べて早めの時間に訪れるのがおすすめです。
まとめ|美観地区を歩きながら、自分のペースで楽しめた岡山ひとり旅
21県目となる岡山ひとり旅。
岡山城や後楽園を巡り、倉敷美観地区では歴史ある街並みをゆっくり散策しました。
えびめし、ぶっかけうどん、デミカツ丼、桃パフェなど岡山グルメも楽しみにしていましたが、思っていた以上に街歩きそのものが印象に残る旅になりました。
倉敷は美術館や町家、庭園など静かに過ごせる場所が多く、ひとりでも居心地のよい街です。
予定どおりにいかなかったこともありました。
人気のパフェは食べられず、美術館もじっくり鑑賞できたわけではありません。
それでも、その日の気分や体調に合わせて過ごし方を変えられるのは、ひとり旅ならではの楽しさだと改めて感じました。
特に美観地区は朝、昼、夕方でそれぞれ違う表情を見せてくれるので、日帰りよりも宿泊してゆっくり過ごすのがおすすめです。
次に訪れるときは、今回食べられなかったパフェをリベンジしたいと思います。
47都道府県ひとり旅、21県目の岡山も大満足の旅になりました。
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