「50歳になったら、何か新しいことを始めたい。」
そう思って始めたのが、47都道府県ひとり旅チャレンジです。
行き先は毎回くじ引きで決定。
ダーツの旅のようなワクワクを楽しみながら、日本全国を自分のペースで巡っています。
今回の旅先は愛媛県。
1日目は、日本最古の温泉といわれる道後温泉へ。
温泉街をのんびり歩き、宿でゆっくり湯につかる、贅沢なひとり時間を過ごしました。
2日目は、松山城や坂の上の雲ミュージアムなどを巡り、歴史や文学に触れる一日に。
温泉で心をほぐし、街を歩いて新しい景色に出会う。
そんな愛媛らしい1泊2日のひとり旅になりました。
この記事では、実際に巡ったモデルコースと、50代女性のひとり旅だからこそ感じたことを交えながらご紹介します。
今回の旅データ
今回は、道後温泉と松山市内を巡る1泊2日のひとり旅です。
訪れたのは3月下旬。春休みと重なっていたこともあり、学生やファミリーのグループ旅行が多く、人気の飲食店には行列ができていました。
とはいえ、温泉街や観光スポットはひとりでも歩きやすく、周りを気にせず自分のペースで楽しめます。
春に訪れるなら、松山城の桜も見どころのひとつ。
私が行ったときはまだつぼみでしたが、満開の景色はきっと圧巻だろうなと想像しながら歩いていました。
| 項目 | 内容 |
| エリア | 愛媛県 |
| 旅のスタイル | 1泊2日 |
| 交通手段 | 飛行機・バス・路面電車 |
| おひとりさま難易度 | ★★★☆☆ |
| 歩く度 | ★★☆☆☆ |
| 旅行した月 | 3月 |
| おすすめ季節 | 春 |
愛媛ひとり旅 1泊2日モデルコース
実際に私が巡ったコースです。
道後温泉でゆっくり過ごしながら、2日目は松山の歴史や文化に触れる、のんびりとした旅になりました。
| 日程 | 行動 | ひとり旅ポイント |
|---|---|---|
| 1日目 | 松山空港 → 道後温泉 → 丸水(宇和島鯛めし) → 温泉街散策 → ホテル | 鯛めし屋は並ぶ覚悟を 13時に売り切れるお店も |
| 2日目 | 道後温泉 → 松山市内 → 坂の上の雲ミュージアム → 萬翠荘 → 秋嘉(松山鯛めし) → 松山城 → 帰路 | 市電をうまく使うと移動が楽。城の階段は体力配分を |
今回は、ランチで約1時間並んだため、最後の松山城は少し駆け足に。
これから行かれる方は、人気店で食事を予定しているなら時間に余裕を持ったスケジュールがおすすめです。
ひとり旅1日目|道後温泉でゆったり過ごす
松山空港からリムジンバスで約40分。
お昼ごろに道後温泉へ到着しました。
まず向かったのは、飲食店やお土産店が並ぶ道後ハイカラ通り。
春休みだったこともあり、どのお店もたくさんの人でにぎわっていて、人気店には行列ができていました。
ランチ|宇和島鯛めし「丸水(がんすい)」
せっかく愛媛に来たので、最初のランチは名物の宇和島鯛めしをいただきます。
訪れたのは駅から少し奥まったところにある「丸水(がんすい)」。
こちらでいただける宇和島鯛めしは、一般的な炊き込みご飯の鯛めしとは少し違います。
新鮮な鯛のお刺身を、生卵を溶いた特製だれにくぐらせ、ご飯にのせていただく愛媛の郷土料理。
メニューは鯛が「天然もの」と「養殖」のどちらか。
私はせっかくなので天然を選びました。

甘めのたれに卵を溶き、薬味と鯛を合わせてご飯へ。

ひと口食べると、鯛は歯ごたえがあり、とても新鮮。
思っていた以上にご飯が進んで、気づけば3杯もおかわりしていました。
旅の始まりから、お腹も心も大満足です。
予約ができず、鯛がなくなり次第営業終了になるので、確実に食べたい方は開店直後の来店がおすすめです。
私が訪れた日も1時間近く並びました。
🌿フミメモ
店内にはカウンター席もあり、一人でも入りやすい雰囲気でした。
お店の情報はサイトで確認ください
▶丸水公式サイトはこちら
▶食べログはこちら
道後温泉街を散策
ランチの後は道後温泉街を散策しました。
道後温泉は温泉に入るだけではなく、商店街での食べ歩きやお土産探し、歴史ある建物巡りまで楽しめるのが魅力です。
温泉街には浴衣姿で歩く人も多く、昔ながらの温泉地らしい風情が漂っています。
ぶらぶら歩いているだけでも旅気分を味わえる、居心地のよい街でした。
みかんジュース蛇口を体験(伊織)
愛媛に来たら絶対体験したかったのが、みかんジュースが出てくる蛇口です。
松山空港をはじめ、市内にも体験できる場所はいくつかありますが、
私は道後温泉商店街にある「伊織本店」へ。
ここでは、みかんジュースの飲み比べを楽しめます。

1種類だけでも注文できますが、せっかくなので3種類を飲み比べてみました。
蛇口を止めるタイミングが意外と難しくて、ジュースがコップからあふれてしまいました。
欲張りみたいで、ちょっと恥ずかしかったです。

みかんの種類によって、甘みが強かったり、酸味が爽やかだったり、ほんのり苦みを感じたりと味はさまざま。
私は温州みかんが一番好みで、甘みと酸味のバランスが絶妙でした。
飲み比べてみると、「私はこの品種が好きなんだ」と新しい発見があって面白かったです。
「伊織」は今治タオルの専門店でもあります。
飲み比べを楽しんだ後は、種類豊富なタオルの中からお土産選びも満喫しました。
お店の詳細は公式サイトで確認ください
▶伊織の公式サイトはこちら
🌿フミメモ
「伊織本店」の隣にある「十五万石」は道後温泉最大級のお土産屋さん。
愛媛銘菓が1個から購入できます。
一人だと箱入りのお菓子は食べ切れないことも多いので、気になるものを少しずつ試せるのが嬉しいポイントです。
道後温泉本館
重要文化財に指定されている道後温泉本館は、今も公衆浴場として営業している道後温泉のシンボルです。
建物好きの私もとても楽しみにしていたのですが、訪れた当時は保存修理工事の真っ最中。
後方に幕がかかっていて、建物全体を見ることはできませんでした。
入浴は営業していましたが、予約または整理券が必要で、受付には20人ほどの行列ができていました。
私は「温泉に入ったあとはホテルの部屋でのんびりしたい派」なので、この日は入浴を見送ることに。
少し心残りではありましたが、「また愛媛に来る理由がひとつできた」と思うことにしました。

なお、保存修理工事は令和6年に終了しています。
今なら美しくよみがえった本館を見ることができます。
詳細は公式サイトで確認ください
▶道後温泉本館公式サイトはこちら
道後温泉別館 飛鳥乃湯
飛鳥乃湯(あすかのゆ)は聖徳太子が道後温泉にを訪れたという伝説にちなんで、飛鳥時代をイメージして造られた日帰り温泉施設です。
昔の浴衣「湯帳」を着ての入浴体験ができます。
温泉街の散策を優先したかったので、この日は外観だけ見学しました。
中庭には花をモチーフにしたアートが広がっていて、日が暮れるにつれてライトアップされ、とても幻想的な雰囲気でした。

詳細は公式サイトでご確認ください
▶飛鳥乃湯公式サイトはこちら
散策中に立ち寄りたいフォトスポット
道後温泉の周辺には、歩いているだけで立ち寄れる小さな見どころが点在しています。
円満寺
恋愛成就のお寺として知られているそうですが、私はお願い事よりも、この色鮮やかな景色に思わず足を止めてしまいました。

境内にはカラフルな「結び玉」がたくさん飾られていて、とてもかわいらしい雰囲気でした。

写真映えするスポットなので、温泉街を散策するときに立ち寄ってみるのもおすすめです。
伊佐爾波神社
135段の石段を上った先にある、鮮やかな朱色が印象的な神社です。
石段は少し大変ですが、上から見下ろす道後温泉の街並みはとても気持ちがよく、登った達成感も味わえます。


私が訪れたのは夕方。
ちょうど日が沈む方向なので、やわらかな夕日に照らされた景色がとてもきれいでした。

正面の山には松山城も見えるそうなので、時間に余裕があれば夕方に訪れるのがおすすめです。
道後温泉駅前
道後温泉駅前には、明治時代を思わせるレトロな駅舎や坊ちゃん列車、坊ちゃんからくり時計など、道後温泉を代表するスポットが集まっています。

土日祝日には「坊ちゃん列車」が運行しています。
夏目漱石の小説『坊っちゃん』に登場する蒸気機関車をイメージして再現された観光列車です。
「坊ちゃん列車」についてはこちら

1時間ごとには坊ちゃんからくり時計も動き出します。
小説『坊っちゃん』の登場人物が次々と現れるので、タイミングが合えばぜひ見てみてください。

食べ歩きグルメ
道後温泉は食べ歩きも楽しみのひとつです。
ランチでお腹いっぱいだったので、この日の夕食は温泉街を歩きながら気になるお店を少しずつ巡ることにしました。
谷本蒲鉾店「じゃこかつ」
道後温泉本館の目の前にある老舗の蒲鉾店です。
注文してから揚げてくれるので、じゃこかつは熱々。
衣はサクサク、中はふんわりとしていて、お魚の旨みと玉ねぎの甘みが感じられました。

愛媛名物のじゃこ天や太刀魚巻などもあり、食べ歩きにぴったりです。
お店の前にはベンチがあるので、揚げたてをその場でゆっくり味わえます。
食べログはこちら
道後プリン
デザートはぷりんをホテルに持ち帰って、お風呂上がりのお楽しみに。
種類が豊富で何を選ぶか迷いましたが、一番人気の「道後ぷりん」を選びました。
とろとろ濃厚なプリンに、愛媛らしくみかんが添えられています。

温泉のあとに食べるプリンは格別でした。
🌿フミメモ
温泉街のお店は20時ぐらいで閉まるところが多いです。
散策するなら夕方がおススメです。
宿泊|道後館
この日宿泊したのは「道後館」。
道後温泉本館まで徒歩数分という便利な立地で、温泉街を散策するにもぴったりの宿です。
設計は建築家・黒川紀章。
和の落ち着きとモダンな雰囲気が調和した空間で、温泉旅行らしい時間をゆっくり過ごすことができました。


入り口に足湯がありました。

客室│スタンダード和室
日本最古の温泉と言われる「道後温泉」
今回は昔ながらの温泉旅行気分を味わいたくて和室を選びました。

客室は落ち着いた雰囲気で、一人でゆっくり過ごすには十分な広さ。
無料のマッサージチェアがあったのもうれしいポイントです。

温泉に入った後は、お部屋でのんびりマッサージ。
旅の疲れを癒やしながら、贅沢な時間を過ごせました。
温泉
道後館の大浴場は100%道後温泉の引き湯です。
露天風呂や寝湯、サウナなど種類も豊富で、ホテルの中だけでも十分温泉を満喫できます。
大浴場へ向かう廊下「湯けむりの道」は、やわらかな灯りで幻想的な雰囲気。
温泉に入る前から気分が高まります。

ひとり旅だと「観光を詰め込みすぎるより、宿でゆっくり過ごしたい」と思うことがあります。
この日はまさにそんな気分で、時間を気にせず何度も温泉に入り、のんびり過ごしました。
| 泉質 | アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉) |
| 効能 | 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進 |
朝食
自家製のお豆腐や焼き魚など、朝食は小鉢が並ぶ和朝食。
どれから食べようか迷ってしまうほど。
ご飯は白米・五穀米・おかゆから選べたので、私は五穀米をいただきました。

魚と練り物はテーブルで温めながらいただきました。

最後はデザートまでしっかり完食。

半個室になっているので、一人でも周りを気にせずゆっくり食事ができました。
ロビーは黒川紀章氏が設計した和モダンな空間で、館内を歩くだけでも落ち着いた雰囲気があります。
今回は外湯めぐりよりも、ホテルで温泉に入り、お部屋でのんびり過ごす時間を優先しました。
ひとり旅だからこそ、予定を詰め込まず「何もしない時間」を楽しめる。
そんな贅沢な一泊になりました。
ひとり旅2日目|松山で歴史と文化にふれる
朝は道後温泉駅から市電に乗り、大街道駅へ。
この日は松山城や歴史的建築を巡りながら、松山の歴史と文化を楽しみました。
大街道駅には空港リムジンバスの停留所もあり、最終日の観光拠点にぴったりです。
空港行バス亭の目の前にある三越のコインロッカーに荷物を預けて身軽に観光できました。
坂の上の雲ミュージアム
まず訪れたのは「坂の上の雲ミュージアム」。
司馬遼太郎の小説『坂の上の雲』をテーマにした施設です。
私は小説は途中で挫折してしまいましたが、NHKドラマは見ていたので十分楽しめました。

建物は安藤忠雄氏の設計。
コンクリートの直線と光が印象的で、建築好きなら建物を見るだけでも訪れる価値があると思います。
詳しい情報は公式サイトでご確認ください。
▶「坂の上の雲ミュージアム」公式サイトはこちら
萬翠荘
大正時代に建てられた洋館「萬翠荘」。
ステンドグラスやシャンデリアが美しく、まるで映画の世界のよう。
建物好きの私は、部屋ごとに違う雰囲気を眺めながらゆっくり見学しました。

玄関ホール

大広間

詳しい情報は公式サイトでご確認ください。
▶萬翠荘の公式サイトはこちら
漱石珈琲店 愛松亭
見学のあとは敷地内の「漱石珈琲店 愛松亭」でひと休み。
ここはかつて夏目漱石が下宿していたゆかりの地です。
テラス席から萬翠荘を眺めながらコーヒーを飲む時間は、とても贅沢でした。

観光の合間にゆっくり休憩できる、おすすめのカフェです。
詳しい情報は公式サイトをご確認ください。
▶「漱石珈琲店 愛松亭」の公式サイトはこちら
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ランチ|松山鯛めし「秋嘉」
前日は宇和島鯛めし。
この日は松山鯛めしをいただきました。
同じ愛媛でも、こちらは鯛をご飯と一緒に炊き込むタイプ。
旅先で食べ比べできるのも楽しいですね。
お刺身や天ぷらがセットになっていてボリューム満点です。

秋嘉では3通りの食べ方で鯛めしを楽みます。
まずはそのまま食べる。
次は薬味を入れて
最後は出汁をかけてお茶漬けに。

出汁とのりが美味しくて、私はお茶漬けが一番好きでした。

カウンター席があって一人客も多いので落ち着いて食事ができます。
ただ予約ができず、1時間ほど並びました。
お昼時は時間に余裕を持って行くのがおすすめです。
お店の詳細は公式サイトをご確認ください。
▶松山鯛めし「秋嘉」公式サイトはこちら
▶食べログはこちら
松山城
松山城は日本に12しか残っていない現存天守のひとつ。

ロープウェイで山頂まで登り、そこからさらに天守へ向かいます。
階段が急で何度も息切れましたが、翌日は筋肉痛になりました(笑)
でも、その苦労の先に広がる天守からの眺望は素晴らしく、松山市街と瀬戸内海の景色は本当にきれいでした。

私が訪れたときは残念ながら桜はまだ咲いていませんでしたが、松山城は桜の名所としても有名です。
城内にはたくさんの桜の木があり、満開になった景色はきっと見事なのだろうと想像しながら歩きました。
帰りはいよかんソフトでひと休み。
ほどよい酸味が歩き疲れた体に染みました。

この旅を終えて
道後温泉では温泉に浸かり、商店街をのんびり歩き、ホテルでゆっくり過ごす。
2日目は歴史ある建物や美しい洋館を巡り、松山ならではの文化に触れることができました。
そして今回の旅で印象に残ったのは、同じ愛媛でも「宇和島鯛めし」と「松山鯛めし」という、まったく違う鯛めしを味わえたこと。
旅先ならではの食文化に出会えるのも、旅の楽しみのひとつだと改めて感じました。
温泉でのんびりしたい人にも、歴史や建築が好きな人にもおすすめしたい愛媛。
次は今治やしまなみ海道にも行ってみたいと思います。
忙しい毎日から少し離れて、自分のペースで歩く2日間は、とても心地よい時間でした。
47都道府県ひとり旅チャレンジ🌿
| 今回訪れた都道府県 | 愛媛県 |
| 現在の達成数 | 5/47 |
47都道府県チャレンジ5県目クリアしました。
次回はどこに行くかお楽しみ。
他の都道府県ひとり旅はこちらから



コメント
フミさん、愛媛旅行記楽しく拝読させていただきました。画像もキレイ。
47都道府県ひとり旅チャレンジ尊敬します!
私はもう箱根と群馬の定宿にしか行かなくなってしまいました。。。
でも今年は勉強を兼ねて高野山に行きたいな~と思っています。
またチャレンジの続きも心待ちにしています。
そしてお忙しい中、前記事のコメント返信でアドバイスありがとうございました。
銀行にまとまった額を入れてしまうと万が一税務署に目をつけられると面倒なので、何回かに分けてプリカにチャージが現実的かなぁと思っています。
もう少し若かったらビジネスクラスで海外旅行、なんていう選択肢もあったかもしれません。
メイさん
早速コメントありがとうございます。
高野山いいですね。世界遺産の勉強をしていたので私も行ってみたいです。
海外旅行もいいと思いますよ。若かったら、なんてまだ若いですよ~。
私は80歳ぐらいまでは海外旅行し続けたいです。